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「ふれあい切符制度」の預託の形態について…(1/2)

ふれあい切符の採用形態は団体によって異なりますが、大きくは3つのタイプに分けられます。

(1)100%預託型

 その団体に所属する担い手は全員時間預託をし、現金は一切受け取りません。なお、転居した場合等、上限枠を決めて本人に現金で精算する場合と、一切本人に帰らない場合があります。

(2)時間預託か現金受け取りかの本人選択型

 時間(または点数)で貯めるか現金で受け取るかの選択を、担い手本人に任せるシステムを団体が採ります。また、チケットをあらかじめ利用者に購入してもらい、担い手がそのチケットを精算する際に、一定条件を定めて、現金受け取りか時間預託を選択する、といった選択する場合、あるいは時間預託の上限枠を定めている団体もあります。現在は選択性を採用している団体が全体の6割強を占めています。

(3)預託と現金受け取りの一定比率併用型

 団体として、1割とか5割というように一定比率を自動的に時間預託とし、残りを自動的に現金受け取りとするシステムです。