カフェタイプ

北海道

北海道釧路市

地域食堂

北海道釧路市弥生町1-1-33

TEL:0154-41-6144、FAX:0154-41-6212(NPO法人わたぼうしの家)

0才から90代までが集い、食事をともに楽しみ、おしゃべりを楽しむ。
会話と笑顔に満ちあふれた「心の介護」予防。
地域に喜ばれる「食堂」

運営団体 NPO法人わたぼうしの家
代表者 佐々木幸子
開催日時 毎週月曜日 11:00~13:00
利用料 ランチ300円、コーヒー20円で飲み放題

居場所の紹介

元々“地域づくり”を柱に法人として活動を行っており、地域の人達が元気になることを目的に、居場所づくりを行っているため、地域の人が協力してくれることを前提でスタートした。“地域づくり”とは、高齢者が引きこもらず外に出ることであり、居場所はそのための手法の1つである。一人暮らし高齢者は家に閉じこもりがちになる。1人で食事をする事も寂しいという声があり、一緒に楽しく食事をする場所をつくった。初めは高齢者やランチにくるサラリーマンが大半だったが、口コミで乳幼児を連れた若いお母さんたちなども集うようになってきた。

きっかけ

ひとり暮らしの方が増える中、最もニーズが高かったのが「食事」だったので、一緒に食事を楽しめる場所をつくった。

経緯

2000年 アンケート調査
2004年 4月に地域ネットワークや人材が揃い開始

ひと・もの(場所)・おかね

ひと

わたぼうしの会のメンバーと地域の高齢者の方々の協力でスタート。当初12名。

もの

  • 元々診療所だった所を引っ越しにともない無償で借りることになった。鍋や食器が不足したときは、補助金などに応募した。
  • “地域づくり”を柱に活動してきた流れで生まれた活動のため、他の事業で活用していたものは活用でき、立ち上げ資金はそれほどかからなかった。
  • 収支はトントンでいいと思っている。
    (収入)毎日約50人参加…………約770,000円(年間)
    (支出)中心スタッフの人件費…約460,000円(年間)
    食材費・光熱費など……約310,000円(年間)

おかね

立ち上げ費用:50万円ほど(自己資金) ある物で何かができる?!
運営費用(年間):まだ、はじめたばかり

運営のコツ

  • 相席(特に一人暮らしの人)になってもらう。
  • 最低の料金はいただく(遠慮しなくてよい)。
  • 名前を受け付けで記入し、名前で呼ぶ(「覚えてくれている」は親しきにつながる。
  • 細かいルールはつくると多くの人が関わりづらくなる。

主催者談

  • “集うことが目的”食べることを通じて“交流”が生まれます。
  • これまで運営を続けてこられたのは、ボランティアの力があったからこそです。地域の方々も、年々、高齢のため、身体はきつくなっていると思いますが、それでも、「地域食堂があるから元気でいられる」と話してくれます。

(佐々木幸子さん)