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WEB活動報告

さわやか福祉財団が行っている各事業・プロジェクトの活動についてご報告しています。

(これらの内容の抜粋は、毎月の『さぁ、言おう』でもご紹介しています)

NEWS&にゅーす

助け合いの原点を失わずに、さらにしっかり広げていこう
さわやかインストラクターオンライン会議開催

 去る10月12日と16日にさわやかインストラクター会議を初めてオンラインで開催し55名が参加されました。コロナ禍となり、ますます誰にでも助け合い活動の必要性が求められる中、当財団の取り組みも共生社会の推進に向けて動き出しています。開催1週間前に財団の取り組みについて動画での情報提供を行いました。堀田力会長や清水肇子理事長より、「地域助け合い基金」の立ち上げと状況報告、共生社会に向けての財団の取り組み、介護保険制度改正による、特に要介護者問題など助け合い推進に関係する点についての考え方や情報提供を配信し、事前に質問を受け、オンライン会議に臨みました。
 全国のさわやかインストラクターが一堂に会したのは今年2月末以来。 7か月ぶりの再会に皆さんの表情は嬉しそうで、オンラインで声をかけ合う姿も見られました。
 会議は、冒頭に清水理事長からあいさつと趣旨説明があり、その後、堀田会長の進行で、2つのテーマ、(1)地域助け合い基金と地域共生プロジェクト、(2)生活支援助け合いのリードの仕方、について意見交換。その後、オンライン上でのグループワークで議論し、全体発表で多様な情報や意見を共有。全体を受けて堀田会長がまとめのコメントをするというプログラムとしました。
 (1)のテーマでは今後、各市区町村単位で地域助け合い基金を立ち上げて共生社会を実現するため、それぞれの県や市区町村における基金の情報を出し合い、どう仕掛けていくかを議論しました。「各地の基金を生かして助け合いを応援する基金になるよう働きかけていこう」「県レベルで基金を立ち上げ活動している。連携していきたい」という積極的な意見もありました。
 また、(2)のテーマでは冒頭に「要介護者の生活支援を助け合いで行うことができるか」とたずねると、ほぼ全員が手を挙げる場面もありました。助け合いを実践してきたさわやかインストラクターの経験に基づく反応です。「『助け合いで』という人については、ぜひ皆でやるんだと。本人の力を生かす点では、むしろ給付より優れていることをぜひぜひ強力に主張して、市区町村が実施するように頑張りたい。ご意見やお感じになる点があればうかがいたい」との堀田会長の進行により、「住み慣れたところで尊厳をもって住み続けられることを目的とした以上、なるべく早く助け合いでつながりる関係づくりが大事」「プロと組みながら、プロがやれない助け合いの特徴を理解してもらうことが大切」「家の中に入っての生活支援の研修も大切」など、長年助け合いを実践し継続しているからこその多様な知恵や意見を共有した会議となりました。
 多くの地域でも人口減少が進み、これまであった地域のつながりや家族機能が弱まる中、地域でのつながりや助け合いの必要性はますます高まっています。その実感を持つさわやかインストラクターや生活支援コーディネーターと連携し、各地域に必要な働きかけを推進していきます。(鶴山 芳子)

さわやか活動日記(抄)<2020年10月1日〜10月30日>

情報・調査事業

調査政策提言プロジェクト

「広がれボランティアの輪」連絡会議のシンポジウムに参加

【10月4日】
 当財団も幹事団体の1つになっている「広がれボランティアの輪」連絡会議は、1994年にすべての人が「いつでも、どこでも、誰でも、楽しく」ボランティア活動に参加できる環境・気運づくりを目的に関係団体により結成され、2019年度に25周年を迎えた。
 本来であれば、記念シンポジウムは昨年度開催する予定だったが、異常気象により多発した災害支援のため、開催が見送られていた。そこにコロナ禍が起こり、今回はじめてウェブ視聴による開催(一部関係者は会場参加)方式となった。ウェブ参加は約500名。
 テーマを「誰ひとり取り残さないためのボランティア・市民活動の挑戦 〜持続可能な私づくり、社会づくり〜」とし、記念講演に日本社会事業大学学長の神野直彦氏を迎え、続くシンポジウムには、同連絡会議から協同(協働)の視点として日生協(日本生活協同組合連合会)、NPO、市民活動推進組織など推進者の視点から大阪ボランティア協会が登壇。さらに企業の社会貢献、働く人々の視点として経団連(日本経済団体連合会)SDGs本部、地域の実践者の視点から東京都千代田区社会福祉協議会が登壇してくれた。
 神野氏からは「『危機の時代』のボランティア・市民活動の使命」と題し、危機の時代においてはなおさら未来への明確なビジョンを持たないと危機に耐えられない。「所有(having)欲求」=「豊かさ」から「存在(being)欲求」=「幸福」へ向け、偏見や排除を止め、相互に連帯し分かち合っていく社会を創造していく必要性が語られた。
 シンポジウムは、同連絡会議副会長の原田正樹氏をコーディネーター、神野氏をコメンテーターに上記4名の登壇者からコロナ禍で起こった変化や感じたことを語ってもらい、神野氏から「ボランティアは社会を大きく変える力がある。これからは市民が生活面をつくり上げなくてはならず、参加が重要になる」と力強いまとめをいただいた。
(上田)

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