平成28年熊本地震 災害支援募金額の報告とこれまでの主な活動支援状況

投稿者: | 2016年6月3日

熊本地震へのご支援、本当にありがとうございます。

お送りいただきました災害支援募金額をご報告します。(2016年6月2日現在確認分)

災害支援募金:計1,807,612円

(この他、財団義援金として、計7,500,000円を財団が独自に拠出しています)

 

災害支援募金にご協力いただきました皆様をご紹介します

4月~5月(敬称略、五十音順)

荒海・木村勲(2万円)、荒木純子(1万円)、五十嵐美代子(1万円)、池内節子(49,920円)、石井敏夫(1万円)、石井満代(1万円)、石毛陽子(1万円)、市野弘(1万5千円)、稲葉ゆり子(10万円)、上田研二  一同(5万円)、植田剛夫(1万円)、上田晴久(5千円)、内田友昭(5千円)、NPO法人アイアイネット(3万円)、NPO法人介護サービスさくら(きぼっこ)(15万円)、NPO法人さわやか伝言ばん(39,325円)、NPO法人隣の会(5万円)、大木貞彦(2万円)、大澤恵美子(5万円)、大島裕子(1万円)、方喰英幸(1万円)、加藤ふじ子(5千円)、角川克己(2万円)、株式会社ユメニティ(5万円)、蒲田尚史(1万円)、紙谷伸子(1万円)、河合峯(1万円)、川本卓史(3万円)、菅野忠雄(1万円)、菊地恵子・菊地久(2万円)、北関東ブロック一同(5万1千円)、久保さよ子(3万円)、黒瀬義郎(1万円)、小松原美幸(1万円)、紺野美知江(3千円)、薩田道子(1万円)、佐野東男(5千円)、澤出桃姫子(3万円)、更谷令治(5万円)、清水肇子(5万円)、下東得朗(1万円)、高橋滋之(1万円)、髙橋大吾(5千円)、たすけあいサロンよってって片岡(6,865円)、田中茂利(2万円)、丹直秀(1万円)、丹直弘(1万円)、寺井正治(3千円)、塚田好子(1万円)、戸田文香(3万円)、苫米地正章(5千円)、永井美保(1万円)、長澤佳永子(1万円)、中田壽子(3万円)、認定NPO法人エプロンの会地域福祉サービス(2万5千円)、認定NPO法人じゃんけんぽん(5万円)、認定NPO法人たすけあい大田はせさんず(5万円)、認定NPO法人ハートフル(7,500円)、長谷川すみ江(1万円)、平田京子(3千円)、平田どうもの会(19,002円)、福沢千恵子(1万円)、藤田佐和子(1万円)、藤本裕一郎(1万円)、古海りえ子(1万円)、北陸ブロック一同(11万円)、松下典子(3万円)、三科晃子(1万円)、宮沢邦子(1万円)、宮本和夫(1万円)、三好路子(5千円)、森恒俊(1万円)、行成壯一(5千円)、渡辺恵司(10万円)、渡邊典子(1万円)、渡邊宗郎(5千円)、匿名希望(5万円)

 

これまでの主な活動状況

【物資支援】

・災害マルチポンチョ 1,600着 (熊本県)益城町、西原村、南阿蘇村 (大分県)由布市など

・簡易トイレ     12個

・その他       下着・靴下(西原村の西原中学校、山西小学校の避難所)

 

【現地活動支援状況】

宮崎県及び大分県側の支援ベースキャンプで活動支援

◎宮崎県日之影町に復興支援ベースキャンプを設置

4月23日、九州2ブロックのさわやかインストラクター初鹿野聡さんが中心となり、宮崎県や日之影町などにおけるこれまでの繋がりを活かして、被災地への後方支援拠点となる「熊本地震復興支援ベースキャンプ日之影」が、日之影町の住民交流スペース「みんなのもちよりカフェ」に設置されました。

宮崎県を拠点に活動する初鹿野インストラクターが代表理事を務めるNPO法人「みんなのくらしターミナル」が事務局となり、被災地のニーズに合った物資や人材などの支援活動を展開しています。

日之影町は、被災地の西原村、益城町、南阿蘇村、阿蘇市(いずれも熊本県)へ車で約1時間半のまちです。日之影町には元々7年前から地域づくりの活動で入っており、支援に向けて住民の協力を広く得られることから設置を決めました。現地での活動の模様は、広くテレビや新聞などでも取り上げられています。

【宮崎県日之影町に設置された「熊本地震復興支援ベースキャンプ日之影」】

写真①

【ベースキャンプ内で協議する日之影町の住民ボランティアの皆さん】

ベースキャンプ日之影(仕分け場)

初鹿野インストラクターたちは南阿蘇村に入ると、村内で活動する熊本県の木下眞理子インストラクターに支援物資を届けたほか、周辺の地域で支援活動を展開。当財団が支援した600着の災害マルチポンチョは、車中やテントで宿泊している被災者から「使いやすい」と好評いただきました。支援物資を渡す際にはニーズを聞くようにして、刻一刻と変化する現場の実情に対応できる支援に取り組んでいます。

地震から1か月半が経ちましたが、「熊本地震復興支援ベースキャンプ日之影」では、現在も救援物資の提供やボランティアの派遣を継続して行っています。ボランティア活動を適切かつ長期的に行うためのボランティアチームリーダー研修も開催されました。こうした活動も地元紙などで積極的に紹介され、現地の困りごとに合った支援活動が展開されています。

①平成28年5月20日:西日本新聞

①平成28年5月20日:西日本新聞夕刊

②平成28年5月24日:毎日新聞地域版

 

◎大分県竹田市を中心に支援活動を展開

4月19日、当財団から竹田市へ災害マルチポンチョ1000着を送りました。うち800着は首藤勝次市長と野田良輔副市長(竹田市社協会長)が南阿蘇村社協と大分県由布市社協に持参されています。受け取った南阿蘇村社協は、車中泊の被災者を中心に手渡しながら個別のニーズを確認していきました。

4月28日、甚大な被害を受けた南阿蘇村を支援するため、竹田市社協は「南阿蘇支援ボランティア 竹田ベースキャンプ運営委員会」を開催。竹田市社協を中心とした支援団体との協議体として「竹田ボランティアベースキャンプ運営協議会」(会長:竹田市社協会長、顧問:竹田市長)を設置することを決め、さわやか福祉財団も支援団体の一つとして参加しました。

【運営委員会に参加した阿部かおりインストラクターと江口陽介インストラクター(手前左側)】

写真④

ボランティアのベースキャンプは竹田市役所の旧荻支所庁舎を拠点と決め、5月1日早朝には「南阿蘇支援ボランティア 竹田ベースキャンプ」の開所式を催しました。ベースキャンプには県内外から40名のボランティアが集まり、ボランティアを乗せた第1陣の支援バスが南阿蘇村へ向けて出発しました。

【竹田市のベースキャンプから被災地へ向かうボランティアの方たち】

写真⑥

【ボランティアの方たちに激励の言葉を贈る、竹田市社協会長の野田副市長】(市ホームページより)

写真⑦

ベースキャンプではボランティアの受け入れや被災者のニーズに合わせたマッチングなど様々な支援活動を精力的に行っており、フェイスブックを立ち上げてボランティアの募集や滑動状況などを日々伝えています。

(ベースキャンプのフェイスブック:https://www.facebook.com/taketabase/

 

以上