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政府の「教育再生会議」への対案・提言を発表しました

賛同者はお名前をお寄せください!
 

 1月24日(水)夜7時から、東京・虎ノ門のホテルで、「子どもたちをのびのびと育てるための『教育再生民間会議』提言」と題した緊急共同記者会見が行われました。記者会見

 政府の「教育再生会議」は、本日、第1次報告書を安倍総理大臣に提出しましたが、その内容は、押しつけの知識詰め込み教育の復活につながりかねず、かつ十分な議論も尽くされていません。
  子どもたちが自らを大切に、のびのびと育つ環境が保たれるよう、政府の「教育再生会議」の内容への対案として、小山内美江子さん、嶋野道弘さん、牟田悌三さんと堀田力の4名が、本日会見を行い、「教育再生民間会議」の趣旨や、提言の背景、そして昨今の教育に対する思いなどを、それぞれに熱く語りました。

 提言の概要は以下のとおりです。1月24日の提言の趣旨にご賛同いただける方は、ぜひ事務局までお名前をお寄せください。皆様からの応援メッセージもお待ちしております。      
*本件お問い合わせは、さわやか福祉財団内 事務局担当・有馬(Tel:03-5470-7751)までお願い致します。

(広報) 

子どもたちをのびのびと育てるための
「教育再生民間会議」提言

小山内 美江子 (脚本家、特定非営利活動法人JHP・学校をつくる会代表)
嶋野  道弘 (日本生活科・総合的学習教育学会会長、
地域に根ざした食農教育ネットワーク代表委員・文教大学教授)
堀田 力 (弁護士、財団法人さわやか福祉財団理事長)
牟田 悌三 (俳優、社会福祉法人世田谷ボランティア協会名誉理事長、
特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター代表理事)
 
(50音順) 
 
2007年1月24日 
−提言骨子−

「教育再生民間会議」提言 全文はこちら → PDF
「教育再生民間会議」メンバープロフィールはこちら
1月24日の提言の趣旨にご賛同いただける方



教育は人と社会、国の未来を決めるものだから、その在り方を決めるには、
拙速を排して、国民的議論を尽くさなければならない。

1.新しい教育の基本的な姿
(1)
  人口減少時代の教育は、できる人の選別・育成ではなく、すべての人がそれぞれに持つ多様な能力を、適性に応じて伸ばすことを目的に行う。
(2)
  教育は、社会の総体が、一人ひとりの子どもが持つ人間力を総合的に高めるよう、本人の伸びる力を支える形で行う。

2.親の教育
(3)
  子どもがこれからの社会を生きて行くうえで大切なのは、学歴ではなく、本人の人間力、特に自助、共助に対する意欲である。親は、そのことを認識して子育てに当たる。
(4)
  親が適切に子どもを育てられるよう、地域のNPOなどによる子育て支援を充実するとともに、相談、指導の仕組みを拡大する。

3.学校教育
(5)
  学校教育の問題点は、依然として知識偏重教育にあることを認識する。
(6)
  知識教育よりも、総合的人間力を直接高める教科等(総合的な学習の時間など)を充実させる。
(7)
  生きるために必要な最小限度の基礎知識を超える知識は、その教科に興味を持った子どもが学ぶ過程で自ずと身に付けるように教える。
(8)
  初等中等教育では、総合学習、特別活動、道徳、家庭、体育など、人間力を直接高める教科等、及び、最小限度の基礎知識を教える教科は、学年ごとに教え、そのほかの知識教科は、学年にかかわらず、個々の子どもの興味と習熟度を基準に、子どもの選択によってクラス編成を行う。
  ただし、習熟度別編成が差別を招かないよう、個人尊重の教育を徹底する。
(9)
  知識偏重教育の原因の一つである入試を、人間力を試すものに改めるための調査研究を行う。
(10)
 教師は、子どもの人間力を育成する能力を中核にして、子どもや良識ある保護者などによる評価を行う。
(11)
 多様な教育を実現するため、校長に対し、授業時間や内容の選択権を与える
(12)
 教育委員会は、正しい教育を実現する人物を選ぶ仕組みにして、存続する。

4.地域や社会の教育力
(13)
 年齢が異なる近隣の子どもたちと交わる場を、地域に多数創出する。
(14)
 近隣地域の人々は、子どもたちの人間力を高めるため、多様な支援活動を行う。
(15)

 企業、官庁その他の団体は、勤労者が子育てや子どもとの交わりを行えるよう、定時帰宅をすすめる。

(16)
 すべての人がその能力を生かして働く社会を実現し、子どもに希望を持たせて、その人間力を高める。
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1月24日の提言の趣旨にご賛同いただける方


 

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