カフェタイプ

関東

神奈川県横浜市

ふらっとステーション・ドリーム

神奈川県横浜市戸塚区深谷町1411-5

TEL / FAX:045-307-3558、HP:http://6.ocn.ne.jp/̃furatto/

団地の中にあるカフェタイプの居場所。
毎日オープンしているので好きなときに“ふらっと”行くことができる。子どもから高齢者まで、多くの住民で賑わっている。

運営団体 NPO法人ふらっとステーション・ドリーム
代表者 泉一弘(問い合わせ対応:島津禮子)
開催日時 月~金曜日 10:00~17:00
土日祝 12:00~17:00
利用料 ランチ400円、コーヒー200円、ケーキ200円
(その日によっていろいろ)

居場所の紹介

2,300世帯のドリームハイツ周辺のエリアには、子育てや高齢者福祉など、12団体が存在。その中の3団体が福祉連絡会を立ち上げ、居場所をつくった。当初2年間は、横浜市との協働事業「地域ぐるみ介護予防の仕組みづくり」に取り組み展開。地域の誰もが気軽に立ち寄り、交流できるように毎日オープンし、賑わっている。居場所活動の順調な発展と共に、地域の力が育ってきている。

居場所の紹介

戸塚区の福祉保険計画策定委員会で開催した30数回の懇談会で、区民の希望として居場所が多かったこと。また、地域でも必要性が濃かった。そして、エリア内の薬局が閉店し、ちょうど良い物件があったため。

経緯

2005年10月 空き店舗家主と交渉
2005年11月 契約リフォーム開始
2005年12月 オープン

ひと・もの(場所)・おかね

ひと

福祉連絡会の仲間と、慶応大学大江教授で運営委員会を立ち上げる。口コミでボランティアを募集。
運営委員会月1回。ボランティア登録30人ほど、利用者40人ほど。

もの

エリア内の空き店舗ができ、家主に交渉する(これが意外と大変だった)。食器類は、自宅で眠っている高級食器の寄附を募る(これが結構集まった)。調理器具も大型の鍋など、自宅に眠っている物が集まった。まずは、声をかけてみましょう!

おかね

連絡会の有志に長期借入金としてお願いし、650万円立ち上げ費用が集まった。

運営のコツ

  • 毎日ランチなどを提供するため、食品衛生法に基づく営業許可を取った。
  • 地域の商店を大切にする。
  • 戸塚区、横浜市からの情報をここで受け取れるようにしている。
  • 毎日のプログラムにはないが、年間を通じて数回の「ふらっとコンサート」または、落語などを皆様で楽しんでいただいている。
  • ランニングコストをクリアできるよう、資金を生み出す努力をした。例えば、店内の壁をギャラリーに。また、50cmほどのボックスをつくり、市民の作品の展示販売を行っている。

主催者談

行政に初めからオンブしない行政の支援は、単に資金を提供するだけではなく、顔の見える関係でいてほしいと頼んでいます。

自分たちができることだけを考える。背伸びしない。

居場所での人のつながりの中で、小さな相談や課題が解決されています。