「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 草の根福祉

大阪府岸和田市 ウェブサイト
居場所生活支援配食・会食

助成額

100,000円2021/08/19

助成⾦の活⽤内容

コロナ禍以前は、個人で「宮本福祉サポートカーネーション」としてボランティアサロンを実施し、ご高齢者や障がい者を交えてにぎやかでしたが、2020年8月法人設立時は、新型コロナウィルスがまん延している状態で、感染対策のため、パーテーションや消毒液、非接触体温計、空気清浄機の設置、障がい者や高齢者への積極的な利用を控えて頂いたため、利用人数が減っております。最近になってようやくコロナワクチンも接種され始め、少しづつ以前の状態に向かい始めたため、本格的な再開を考えています。そこで対応してくださるボランティアさんの募集やボランティアサロンの告知、安全に利用してもらいために飛沫防止のアクリル板、CO2センサー、消毒液や除菌シートの追加発注も考えています。
このボランティアサロンの場所は、商店街の中央部にほぼ位置し、近隣に薬局やクリニック、整骨院、歯科医院、ブティックや美容院、日用品や食料品もあり、雨の日でもアーケードがあり安心です。それらを利用するご高齢者の休憩所や、この近辺に住むご高齢者や障がい者の居場所としての機能、社会福祉士(2名)によるお困り事相談も受け付けており、簡単に解決できることは自費サービスで行い、困難に感じることは各専門機関に繋げていきます。
また9月には岸和田だんじり祭り再開も予定しており、当サロン2階で観覧席を設け、障がいを持たれた方やご高齢者をご招待する予定です。11月には商店街でのイベントも開催予定で、その時には、地域の方々と協働してチャリティバザーも予定しております。

活動報告

9月まで緊急事態宣言中でボランティアサロンは自粛しておりましたが、その間いただきました助成金を活用して、CO2センサー、消毒液、飛散防止パネル、チラシ作成、新たに看板も設置し、10月より緊急事態宣言が解除され再開しています。岸和田商店街エリア在住で高齢者を中心に日中の居場所や、コミュニケーションの場として楽しんでいただいています。また、このボランティアサロンがあることにより、新型コロナがきっかけでイベント等が中止となり、会えていなかった方と会って喜ばれたり、日中介護のデイサービスがない日で、どこに行けばいいのかわからない方の居場所づくりとなっています。

今後の展開

ボランティアサロン宮本福祉サポートカーネーションがあることにより、岸和田商店街を通した地域のご高齢の方の交流や居場所としての役割を担っています。しかし、それだけではなく携帯電話の使い方や飲食店のコロナ補助金の申請、ちょっとした困りごとの相談を受けています。また、11月14日(日)、2年ぶりに行われる岸和田駅前通商店街で行われる「どんちゃかフェスタ」イベント実施の際は、「赤い羽根共同募金バザー」を地域の人々や商店街の方々の協力を経て実施予定です。また、10月23日に行われた、きしさぽアイデアコンテストにて、当法人が商店街と小地域限定の福祉総合相談所としての役割を担っていくというアイデアに対して、準大賞を頂きました。
今後も、NPO法人草の根福祉があることにより、地域や社会にとってプラスになれるよう、活動を続けたいと思います。

添付資料