「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 LIFEterrasse

愛知県春日井市 ウェブサイト
居場所生活支援配食・会食

助成額

150,000円2021/11/15

助成⾦の活⽤内容

「子ども達の自立支援」をテーマに、子ども達が現代のフードロス課題に直に触れると同時に、自ら主体となって、それを地域の母子家庭やコロナ影響を受けている大学生等に無償配布活動(フードパントリー)を展開します。
その活動を通して、地域交流の活性化・子ども自身の貢献する悦び・自己肯定感の高まり等が育まれ、物事に前向きに取組む姿勢や自信が生まれて、心身の健全な成長に繋がってゆきます。
具体的には、印字ミス等で廃棄予定になっている食品を(大人と一緒に)企業に戴きに出向き、食品管理、チラシ作成・配布等での情報発信、パントリー当日の会場準備・配布(挨拶、商品案内、説明等)等と一連の活動を子ども達が中心になって展開致します。

活動報告

毎月1回のペースで地域の方々(一般、親子連れ、母子家庭等)に対して、食品無料配布活動を子ども達主体で実施致しました。                                       
主役(ホスト役)として活動した子ども達は、品質的に問題の無い食品の大量廃棄実態に触れて驚くと同時に、配布活動を通じて接客スキル、自己肯定感・積極性の顕著な向上等が見受けられました。
来場された近隣住民の方達からは、「こんな良いものがこんなに沢山戴けるのですか?」「もったいない現状ですね。驚きました!」等の声が多く聴かれました。                        
今後の課題としては、配布食品量の季節的な変動への対応(近隣への告知方法、タイミング等)、供給先企業の新たな開拓等が課題となっております。

今後の展開

本活動(子どもパントリー)は「子ども主体のSDGs活動」と銘打って実施しております。           
目的としては、①地域交流の場や社会的実体験の乏しい現代っ子に対して、体験と学びの環境を用意することで、貢献体験、自己肯定感・自信の醸成等を促し、健全な発育に寄与する。②大量生産・廃棄の社会の課題を地域の方々と共に考える場を提供する。というものです。活動が認知されて、食品提供企業・個人が増加して、共に循環型社会への助け合い運動が拡大してゆくことを希望しております。

添付資料