「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 花

群馬県高崎市 ウェブサイト
居場所生活支援配食・会食

助成額

150,000円2023/04/26

助成⾦の活⽤内容

現在、一軒家をお借りして、誰もが気軽に立ち寄れる居場所「コミュニティーカフェ和」をすべてボランティアで運営しております。そこに訪れる高齢者、障がい者、不登校、生活困窮者等の相談を受ける中、孤食や食の支援が必要な方が多く、食支援活動の必要性を感じております。高齢者のお一人暮らしの方や、生活困窮者への食支援として、週3回、無料のランチを提供する活動をR5年2月から始めました。食材は、障がい者の就労支援を行うNPOさんから、野菜をご寄付いただき、お米は、地域の方やフードバンクから支援頂き、おにぎりと野菜たっぷりのみそ汁のランチをつくっております。現在、食品の保管は、ご寄付いただいた小型の冷蔵庫を使用しておりますが、これから夏場に向けそして食材の寄付も多くなっており、食品を保管・冷蔵するための、大型の冷蔵庫が必要になり、基金の申請をさせていただきました。この活動は、地域からのご寄付、他の活動を行っているNPO法人や企業等との連携も進みます。この活動を継続させることで、地域のつながり作りに寄与できると感じております。

活動報告

R4年10月から、一軒家の空き家をお借りして、誰もが気軽に立ち寄れる居場所「コミュニティーカフェ和」をボランティアで運営しております。その居場所に訪れる高齢者、障がい者、不登校、生活困窮者等の相談を受ける中、孤食や食の支援が必要な方が多く、食支援活動の必要性を感じておりました。まず高齢者のお一人暮らしの方や、生活困窮者への食支援として、週3回、無料のランチを提供する活動をR5年2月から始めました。この活動を始める時に、まず食材をどうしようかと考えていた時に、野菜作りや不登の子どもの支援も行っているNPOさんが、当法人の活動趣旨に賛同して下さり、JAさんとも連携していたので、余った食材を継続的にご寄付いただくことができました。そしてお米は、地域の方に呼びかけ、ご寄付いただけるようになりました。地域のみなさんや、NPO、JAさんとも連携し、おにぎりと野菜たっぷりのみそ汁の「はなまるランチ」をつくっております。食材の保管は、地域の方からご寄付いただいた小型の冷蔵庫を使用しておりましたが、夏場に向け食材の寄付も多くなっており、食材を保管・冷蔵するための、大型の冷蔵庫が必要になり、基金の申請をさせていただき大型冷蔵庫を購入させていただきました。居場所での食支援は、人と人とをつなぐ大切な手段の一つになっています。約3か月に1度行う食を含むイベントでは、栄養学部の大学生、社会福祉学部の大学生、農学部の大学生、管理栄養士などがボランティアで参加してくれたり、不登校の高校生、福祉関係で働くママやパパ、子供たち、ドクターや保健師さん、看護師さんも気軽に訪れるそんなまさにごちゃまぜの共生の居場所になっております。地域の自治会長はじめ民生委員、オレンジサポーター、介護予防サポーター、ドクター、ケアマネ等の専門職とも連携ができるようになりました。

今後の展開

地域の誰もが気軽に訪れ、人と人とがつながり、助け合えるそんな共生常設型の居場所づくりを行っていきたいと思っております。
そして子供から障がい者、高齢者などの困りごと相談も、法人の理事をはじめ、様々な専門職とも連携し、困りごとの解決にもつなげる活動も行っていきます。
運営面では、このような活動趣旨に賛同いただける個人・団体等に賛助会員になっていただき、活動継続をしていきたいと思います。このような居場所が市内に増えていけるよう、地域の皆さんや生活支援コーディネーター、行政とも連携していきたいと思います。どこに行ったらいいんだろう、だれに相談したらいいんだろう、いきがいが持ちたい・・・そんな方々のまず一歩つながるきっかけとなる場であり、困りごとを抱えている方が少しでも笑顔になれるそんな場であり続けたいと思っております。皆さん是非ふらっとおでかけください。

添付資料