「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 かえでの会

兵庫県尼崎市 ウェブサイト
居場所生活支援その他

助成額

150,000円2023/05/08

助成⾦の活⽤内容

1.この事業を実施する目的
私たちは依存症からの回復に励む当事者の生の声や姿を、定期的に講演活動(学校、病院、刑務所等)や地域清掃、ボランティア活動を通して発信しております。来月も地域の保護司会で講演があります。このように日頃から地域の中で「依存症からの回復」というテーマでスピーチを行い依存症啓発活動、依存症に対する誤解や偏見をなくし地域社会の応援、ご理解、ご協力を願い社会との繋がり、共生を目指し活動を行っております。今回の合宿ではこのスピーチ力と個人の回復レベルをより深めるために自然の中だからこそ体験できるグループセラピーを行い、エンパワメントを高めます。長い間、社会のコミュニティから外れて孤立した生き方しか続けて来れなかった、私たち薬物依存症者にとっては、いいことも悪いことも薬物を使うための理由付けにしかできなくなり、その結果孤立し孤独に生きる事しかできなくなっていたのが依存症にとっての大きな課題の一つでした。仲間と一緒に楽しむことから一体性や帰属性が生まれます。また大自然と触れ合うことで内面が癒され依存症が治癒されます。二泊の合宿では仲間とともに大自然を探検し、川で釣りを楽しみ、矯正施設暮らしが多く何十年振りに大自然のコテージでの合宿を体験し、それぞれが薬物なしで一緒に楽しむことで自身の回復レベルをより深めこれからの地域社会の有用な人材になっていくことを目的としています。夜の花火や星空観察などを体験し童心に帰りもう一度生きる喜びを仲間たちとともに感じることで回復の希望が見えてきます。この合宿は依存症者が自然に触れながら内面の癒しを感じ回復を楽しむことで、我々の今後の課題である地域社会との繋がりや、依存症者が回復した姿を地域社会に伝えていくとき、社会復帰していくときの回復に対する態度と姿勢の形成に効果的だと感じました。

2.実施内容
夏季の7月から8月末の時期の二泊で利用者4名、スタッフ2名の計6名全員で奈良県天川村での合宿を企画します。利用者さん主体で合宿したい場所を下調べし協力し合いながら進めていきます。2泊3日の合宿の内容は毎朝早朝より全員で自然の中を軽くウォーキングすることから始まりその後、アファメーションミーティングを行います。心を静かに落ち着かせ静寂の中で内省を行い今日一日の感謝の気持ちを全体で分かち合います。日中は3日間にわたって、今後の地域と繋がるための活動に必要になるスピーチ力と個人の回復レベルをより深めるために自然の中だからこそ体験できるグループセラピーを行い、エンパワメントグループを実施します。毎回フィードバックを行い振り返りと改善点をシェアします。また天河大辨財天社や大峯山龍泉寺やみたらい遊歩道などスピリチュアルと癒しのパワースポットなどを巡り、日頃は都会でサバイブしている依存症者たちの回復へのモチベーションの充電を目指します。また今回の合宿では宿泊している施設の敷地、林道や遊歩道の掃除を行いこの環境を提供していただいている地域への感謝の気持ちと依存症から回復を目指す姿をボランティア清掃を通して知っていただく事で社会との繋がりを築いていきます。宿泊施設やキャンプ場周辺や遊歩道などを清掃する際に現地の方にはお声かけしながら一緒に巻き込んで行って行く事と、施設側、神社側にご挨拶し我々の活動をご説明させて頂き、期間中にボランティアのお手伝いをさせていただければなと考えております。こういった経験を今後に生かし、地元で定期的に行われているボランティアクリーン活動にも参加し地域の方たちと交流しながらボランティア活動へ役立てていきたいと考えています。夜はBBQを行いその後にミーティングをして、夜になってから花火を楽しみます。9時くらいになり、天気が良ければ星空観察をします。天の川が観えたり、タイミングが良ければ流れ星も観ることができ、かつて何回か流れ星を数人で観たことがあり、声を上げて感動したことを覚えています。それをもう一度仲間たちとともに体験し回復の喜びを分かち合えれば素敵だなと考えました。きっと生まれて初めて観たという仲間は感動し涙を浮かべ、一人で観るよりも仲間と観れたことにより感動することでしょう。人間は一人で生きることは出来ずに、喜びや楽しみは共有することで大きくなり、悲しみや来るしみは人に話すことで楽になるという話を空を眺めながらすることはスピリチュアルな経験になります。またお風呂は洞川温泉に全員で行き合宿の気持ち良い汗を洗い流します。

このような内容で過ごす2泊3日の合宿は、私たち依存症者の回復を前進させ地域活動へ参加していく際の依存症者の「回復した姿」を知っていただく事の基礎創りとなり、地域社会に対し「依存症からの回復」を発信し繋がりを築いていくことに効果的であります。

活動報告

夏季の7月19日から21日まで、2泊3日で利用者3名、スタッフ2名の計5名全員で奈県天川村での合宿を実施しました。

当団体は依存症者の回復のプログラム一環として、また地域貢献の一つとして、定期的にゴミ拾いなどの清掃活動を実施しています。今回も宿泊している施設の敷地、林道や遊歩道のボランティアとして掃除を行いました。宿泊施設の方と連携し、積極的に皆で挨拶、お声掛けしながら施設周辺のゴミ拾いを実施できました。「回復」という同じ目的を持った人と地域の方のご理解とご協力をいただき、当団体だけでは難しい活動を快く行い、集められたごみの量を見て、周辺地域が綺麗になったことを実感し、清々しい気持ちになりました。ボランティアの清掃活動を通して、地域の方と関わりを深め、地域への感謝の気持ちと依存症らの回復を目指す姿を知っていただくことができました。今後も社会との繋がりを築いていくための大事な一歩になったと思われます。

2泊3日の合宿の内容は毎朝早朝より全員で自然の中を軽くウォーキングすることから始まりその後、アファメーションミーティングを行いました。日中は3日間にわたって、今後の地域と繋がるための活動に必要になるスピーチ力と個人の回復レベルをより深めるために自然の中だからこそ体験できるグループセラピーを行いました。夜はBBQを行、いその後にミーティングを実施し、夜になってから花火を楽しみました。皆で回復の喜びを分かち合える大切な体験になりました。また天河大辨財天社や大峯山龍泉寺やみたらい遊歩道などスピリチュアルと癒しのパワースポットなどを巡り、日頃は都会で過ごしている依存症者たちの回復へのモチベーションが高まったと考えられます。

このような内容で過ごす2泊3日の合宿は、私たち依存症者の回復を前進させ地域活動へ参加していく際の依存症者の「回復した姿」を知っていただく事の基礎創りとなり、地域社会に対し「依存症からの回復」を発信し繋がりを築いていくことに効果的であります。このような取り組みを社会貢献として今後も継続していく予定です。

今後の展開

地域と繋がっていくために依存症(薬物、アルコール、ギャンブル等)の現状と理解を深める必要がると実感しています。近々、地域住民、家族、当事者を対象としたセミナーを開き依存症への理解を深め、依存症支援の在り方を伝え、依存症に対する誤解や偏見を取り除き、依存症者が助けを求めやすい地域社会作りを目指していきたいと考えています。

家族会も実施する予定があり、地域の依存症者を持つ家族の悩みや不安に寄り添い、適切な依存症者への関わり方、支援を学べる場所を作りたいと思っています。地域住民の理解を得ることによって地域住民との信頼関係と一体感を築くことを目標にしています。

一方、当団体とその利用者も地域住民の文化を理解するのは必要不可欠だと考え、生活支援コーディネーターや各関係機関などと頻繁に連携をとり、地域の清掃活動、行われている恒例の行事や祭りに積極的に参加し、地域の文化の継承、継続的な発展に貢献をしたいと思っています。

添付資料