「地域助け合い基金」助成先報告

 世界音楽の旅つくば発

茨城県つくば市 ウェブサイト
居場所その他

助成額

90,000円2023/05/26

助成⾦の活⽤内容

ウクライナから避難してきたプロの音楽家たちが日本で地域とつながりながら暮らせるよう、音楽会や、地域の学校への出張演奏を行い、生の演奏を聴いてもらい、平和について考えるきっかけにしたい。
彼らは、「戦争が終わったあと帰国してもすぐ仕事が再開できるかわからない」と将来に不安を抱えている。
また、避難民には、日本語はもとより英語を話せない人も多い。そのため孤立しがちで、地域との関係も薄い。避難民同士の出会いの場も考えたい。

今回助成金応募を考えたのは、音楽会や学校への出張演奏の最後に、希望者には憧れの楽器に触れてみる、「体験レッスン」を企画し、楽器(チェロ)をレンタルしようとした。しかし、楽器店に問い合わせると、保険の関係で一日レンタルはできないということ。最低半年単位で5万5千円かかる。

プロの楽器を慣れない人が触り、もし楽器を損傷したら責任がとれない。チェロを持っている知人に聞いても「以前バイオリンを借りて傷つけてしまい、先生から100万要求されなんとか50万にしてもらった経験があるので、貸し借りには反対」といわれた。

もし助成金でレンタルができたら、レンタル期間が半年あるので、学校や施設への地域出張ボランティア演奏を増やすことができる。もし助成金が出ないときは、プロチェリストが「自分が慎重に手を添えながら教える」と言っているのでその方法で、一回のみ演奏会を行う予定です。

活動報告

この助成金を活用し、①ウクライナからの避難民音楽家のために演奏の機会を作ることと②市民にウクライナの文化や音楽を知ってもらい、チェロの生演奏を体験してもらう、という目的が達成できた。

まず今年5月につくば市社会福祉協議会にボランティア登録をしたことで、助成金についてのアドバイスを受けた。

・6/15 避難民留学生や家族を招待したミニコンサート開催。

・8/27 4年ぶり開催の「まつりつくば」で、社会福祉協議会担当の野外ミニコンサートに、「世界音楽の旅つくば発」から、ウクライナチェリストとフィリピン人ボーカルが出演、ブース内に団体の活動ポスターを掲示した。

・9/3 9/23の「森のこもれびコンサート」に先立ち、市内でボランティア活動を行う人たちに声をかけ、「ミニコンサート&交流会」を行い、ボランティア団体の横のつながりを作った。

・9/23 「森のこもれびコンサート」開催。会場のある地域でボランティア活動をする団体が手作りする地域新聞9月号に、「森のこもれびコンサート」のPRページを作っていただいた。その効果もあり、午前の部、午後の部あわせて約80人が参加。コンサート後、希望者は、助成金で購入した中古チェロを使い、音だし体験を楽しんだ。11月号には御礼と報告文が掲載された。

・10/6 つくば市教育委員会を通して、市内の中学校へ出張レクチャーコンサートに行くことができた。
ウクライナの文化や音楽についてレクチャーをしたあと、チェロの生演奏、最後に、チェロとピアノの伴奏で、先生と全校生徒で合唱をした。生徒174人からアンケートの回答があった。
「生演奏を聴く機会があまりないが、とても感動した」「チェロの音域の幅があること、やさしい音から情熱的な音までたくさんの表現ができることにびっくりした」「ウクライナの民謡など、知らなかった国の文化を知ることができた」「最後にみんなで合唱できたことが良かった」など。

助成金を頂いたことで、助成金を出してくださった方々の気もちをとてもありがたく感じながら、自分たちも多くのひととつながっていくことができました。人と人がつながることで、ひとりではできないことが可能になっていく、と実感しています。ありがとうございました。

今後の展開

12月に、つくば市アイラブまちづくり補助事業として、「We Love Music2023」を実地します。ウクライナ避難民音楽家2人と、県を代表する実力派女声コーラスのコンサートです。
日時:12月16日(土)14:45~ 場所:つくば市アルスホール。入場料:2000円。要事前申込み(12/1~12/13)。
つくば市広報などで、お知らせしていきます。
「世界音楽の旅つくば発」ウェブサイトhttps://sites.google.com/view/sekaontukuba/

添付資料