「地域助け合い基金」助成先報告

 巽ささえあい(第2層協議体)

和歌山県海南市 ウェブサイト
生活支援移動支援

助成額

150,000円2025/06/20

助成⾦の活⽤内容

令和7年4月から巽ささえあいの新しい取り組みとして、地域の休耕地を活用した地域農園の運営を開始し、6月初旬の苗植え(さつまいも、カボチャ)に向けて巽ささえあい構成員を中心に畑の整備を行っています。9月には、白菜やブロッコリーの苗植えを行い、収穫時は地域の子供から高齢者まで参加できる収穫祭の実施を検討しています。また、採れた野菜は地域のこども食堂や高齢者世帯への配布等を予定しています。
巽地区の課題として、高齢者を中心とした方が多く居住するエリアと、若い世代の新しい住民が多い区画整理のエリアに分かれておりその間の交流が少ないことや、地域の活動は活発なものの、新しい人や若い世代の参加が少なく参加者の固定化や地域活動者自体の高齢化がみられることがあげられます。巽ささえあいでは、これまでの取り組みに加え、今年度から開始した農園の運営を通じ、これら地域課題の解決を目指しています。具体的には、農園を巽ささえあいの構成員だけで運営していくのではなく、地域の子どもから高齢者まで様々な方が農園の取り組みに参画することで世代を超えたつながりをつくりたいと考えています。現時点では同地区で若い世代が中心となって運営しているこども食堂のスタッフや、地区内の障害グループホームの入居者の協力を予定しています。また、広報チラシや農園の看板等の制作は地域の学生に作成してもらいたいと考えています。
【連携・協働する団体】
・こども食堂 ⇒ ボランティアスタッフの相互協力、採れた野菜を寄付
・地域の小中学校 ⇒ 美術部に看板の制作依頼、地域における交流・体験の受け入れ先
・地域の福祉施設 ⇒ ”農福連携”  施設利用者の地域活動・社会参加のきっかけに
・地域住民 ⇒ 苗植えや収穫の際には地域の住民を対象としてイベント形式で実施

活動報告

準備中