「地域助け合い基金」助成先報告

 鶴が台名店街に地域の居場所をつくる会

神奈川県茅ヶ崎市
居場所

助成額

75,000円2020/06/02

助成⾦の活⽤内容

通常は「みんなの居場所」として、カフェグランマで、カレーを月1回、提供しているが、4月以降、居場所の開催でカレーの提供ができないため、持ち帰り用弁当販売を6月以降実施し、一部助成する。持ち帰り弁当は、障がい者就労施設、名店街事業者、キッチンカーの3種につき1回50食~60食を依頼。
同時に、地域包括支援センターや市のコロナ対策情報の資料を提供する。

活動報告

これまで「みんなの居場所」として定期的に開催してきた、カレーを食べておしゃべりと交流という形は変えざるを得なかったが、助成金の活用により、カレー弁当だけでなく、新たな事業者からの仕入れが可能になり、これまで来場していなかった新しい参加者層を広げることができた。
特に高齢化が進む団地という立地であることから、美味しい弁当を廉価で購入できるということが喜ばれた。
また、これまでも団地内の小中学校、保育園、学童クラブなどに宣伝をしており、子育て世代の親子の参加は非常に多かったが、ボランティアのママさんたちが、弁当を近所の出産間もない家庭に届けるというようなこともみられ、月に1・2回でも弁当があることがとても有難いという声をいただいた。
弁当配布の短い時間ではあるが、子どもたちが名店街の広場で自由にに走り回っている光景は、月に数回の名物ともなっている。

今後の展開

もともと、シャッターのおりた団地の名店街で何か楽しいことができないかと、交流の場を始めたことが「みんなの居場所」のきっかけですが、活動を継続していく過程で、開催場所である商店街を中心に、事業者の方々の理解が深まり、販売用の弁当製造や物品の提供など協力やや支援が広がってきたことが、大きな収穫です。
広場を走り回る子どもたちを、買い物に来た方々も含めてあたたかい目で見守っていただいています。

添付資料