「地域助け合い基金」助成先報告

 花パソ

京都府精華町 ウェブサイト
移動支援

助成額

100,000円2020/06/26

助成⾦の活⽤内容

コロナウイルスの関係や事情があって面会に来れない人の交流を促進する。 高齢者施設に入居している人とその家族・友人をオンライン会議の WEB サービスを用いて面会を行う。 一言でオンライン会議といっても家族や友達も高齢化しておりハードルが高い。施設の職員や家族や友人で希望者に操作の方法などサポートし実現を目指す。

活動報告

最初のきっかけは生徒さんが入居している高齢者施設にいる母親との面会がコロナの影響で面会が出来なくなったこと。その代わり、LINEを通じてビデオ会議を出来る様になったがその仕方が判らず教えてほしいという依頼があったこと。

①Webミーティングがテレワーク以外にそのような形で施設入居者と家族をつなぐことが出来るが実際、いきなりWebミーティングというと操作に戸惑われ困っている人も多い。
②花パソは普段から高齢者のICTをサポートしているのでWeb介護を導入しようとしている施設やその家族のお手伝いができたらと思った。
③京都府、京都市の高齢者施設には管理している団体に公報してもらった。
④施設の統括団体への操作指導。まずは高齢者施設を京都でまとめている団体への事業の説明と各施設への広報のお願い。→会報に載せてもらうことになった。
⑤私施設での職員へのWeb会議へのやり方の指導
一般社団法人京都市老人福祉施設協議会の職員様に各Webミーティングのやり方をお教えしてそこから各施設に広めてもらう。
⑥困っている家族へのWeb会議のやり方。個別指導

全国老人福祉施設協議会がオンラインで家族が面会出来る様に推進したこともあって一般社団法人京都市老人福祉施設協議会(市老協)でもこれからオンラインミーティングをやっていこうという時期とちょうど相まってまずは統括している一般社団法人京都市老人福祉施設協議会(市老協)をサポートした。
何回も打ち合わせ、オンラインミーティングをしたこともあって理解が深まった。いままで京都市老人福祉施設協議会(市老協)と縁がなかったが高齢者のWeb会議を中心にこれからのICTなども相談しながらやっていく土壌が出来た。

今後の展開

デジタル庁創設、マイナンバーカード、オンライン授業、5Gへの対応など益々ICTへの依存度が増している。
しかしながらついて行けない人も増えている。
花パソはそれらのスマホなどの利活用に困っている人をサポートしながら今の時代に情報難民にならないよう高齢者のICTを支えていきたい。
特に最近は耳の遠い高齢者や難聴者が人の手を借りずに(手話、要約筆記)スマホやPCで字幕表示させるアプリもでてきている。それらの普及に取り組んでいきたい。

添付資料