「地域助け合い基金」助成先報告

 大豆島地区住民自治協議会

長野県長野市 ウェブサイト
居場所見守り配食・会食

助成額

100,000円2020/07/13

助成⾦の活⽤内容

料理作りを通して食生活の自立と男性の地域社会への参加を目的に年 6 回開催している「オトコの料理教室」のレシピ集を作成します。現在はコロナウイルス感染防止のため料理教室は中止していますが「オトコの料理教室」では参加者同士の交流も多いため、中止期間中の安否確認も兼ねてレシピ集を配布します。
また、今まで料理教室に参加したことのない方にはレシピ集の配布をきっかけに、地域の活動に関心を持ち参加できるようになっていただければと考えています。同時に料理教室に関するアンケートはがきを配布し、より多くの住民の意見を取り入れた料理教室にしていきたいと思います。

活動報告

コロナの影響で今まで行ってきた地域の様々な活動が中止となってしまいました。特に飲食を伴う料理教室やサロン活動は難しくなりました。
「中止することは簡単だが、果たしてそれだけでいいのか」「今までと同じことはできなくても何かできることはないか」「今まで参加してくださった方たちのつながりが途切れないように」そんな思いで新たな取り組みを考えました。
①昨年度開催した料理教室のレシピ集を作成、今まで参加していた方にお渡ししました。「みんなと会えないのは寂しいけど、家でお料理してみるよ」「また集まれる日を楽しみにしているよ」などの声が聞かれました。
また、料理教室に参加したことのない地域の方からも「妻からレシピ集をもらってくるように言われた」「定年退職したらこの料理教室にも参加したい」「こんな活動が地域にあったとは知らなかった」などたくさんの反響がありました。8月に講師の先生に調理の工程を動画で撮影してもらい、会場に集まった参加者と一緒に動画を見ながら講義を受けました。「久しぶりに会えて良かった」と交流されている様子が見られ、安心しました。
②一か所に集まってのサロン活動はできないため「Withコロナメッセージボード」を作成。りんごの形のカードに「コロナの中でやってみたこと」「コロナが終息したら、やってみたいこと」を記入してもらい、総合市民センターに掲示しました。大人だけでなく、子どもたちもメッセージやイラストを書いてくれました。毎日りんごの実が増えていくのも見ていると、前向きな気持ちになれそうです。

今後の展開

色々な活動が地域にあることを知ってもらい、参加していただきたいです。
今後は高齢者に限らず若い世代の方々の声も聞く機会をつくって、一緒に地域づくりを考えていけたらいいなと思っています。

添付資料