「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 異才ネットワーク

滋賀県大津市 ウェブサイト
居場所生活支援その他

助成額

150,000円2020/07/21

助成⾦の活⽤内容

緊急事態宣言下、昨年 9 月より不登校児童生徒の安心安全な居場所として運営していたフリースクール(大津オルタナティブスクール「トライアンフ」)を休止せざるを得なくなった。5月半ばよりオンライン化させ、6 月よりリアルで再開したものの新型コロナ感染への不安により参加者は少なく収入が減少している。
活動を継続、発展させるため、新たな取り組みとして、不登校児童生徒に限らず、休校措置での学習の遅れが気になったり、軽度の学習障害をかかえ特性上の課題があるものの普段配慮を受けることなく勉強が苦手となっている児童生徒を対象に学習支援をおこないたい。パーテーションや照明器具など必要な備品ほか、発達特性をもつ子どもに適切な教材、また消毒液など新型コロナ感染防止対策をしっかりと行いながら学習支援を実施するための費用、講師謝金や会場費等、参加費収入で賄えないものについて助成していただきたい。

活動報告

不登校の子どもたちや学習障害など、学校の学びが難しい子どもを対象に、学習支援を行った。のべ44名の中学生が参加し、対面で学校の復習や入試対策を行った。また子どもの中には自分の進路への不安や、特性による困り感などの相談をするものもおり、カウンセリング的な役割も果たした。学校に行けない子どもの中には学習面での困難を伴う子どもも多くいることがわかり、自信を失っていることから、今後、そのような子どもに向けての学習の支援を強化していきたいと思う。

今後の展開

学習障害や不登校で学年相当の勉強につまづいている子どもたちを対象にイヤにならない勉強を教えています。学校の勉強の方法があわなくても、違うやり方なら学べる子どもたちがたくさんいます。多くの人に多様な学び方を知ってもらい、子どもたちに「自分にもできる!」という自信をもってもらいたいと思います。

添付資料