「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 未来への扉

山梨県中央市 ウェブサイト
生活支援その他

助成額

200,000円2020/07/15

助成⾦の活⽤内容

コロナ禍で休校していた在日ブラジル人学校も外国人向け日本語教室も再開しましたが、スタッフ、生徒、保護者とも感染リスクへの不安は常に抱えています。
子どもたちが安心して学べるよう衛生管理を整えたいと思います。保健衛生用品の購入や健康診断の実施を行い、語学の授業では口元の動きが重要なためフェイスシールドを購入します。
また、今後再休校が余儀なくされる事態に備えてオンライン授業の環境整備を行います。伴って在住外国人がオンラインで気軽に生活や就労への不安を相談できる体制の構築に活用します。

活動報告

・保健衛生用品の購入
マスクやフェイスシールド、非接触型体温計などを購入し、スタッフ、生徒全員が着用して活動を行った。
毎朝登校時には検温と健康チェックを行った。
衛生管理に努めることで生徒たちが安心して通学できる環境を整えることができた。

・オンライン環境整備
夏季休暇明け、冬期休暇明けには外出の機会が増えた家庭もあるであろうことから、感染症拡大防止のためオンライン授業対応を行った。昨年 3 月からの臨時休校時にもオンライン授業を行ったが、家庭でオンライン学習環境が整わない生徒もおり、今回タブレット端末を購入し貸し出しを行ったことにより、公平な学習機会を提供することができた。また劣化していた通信機器やネットワーク環境の再整備をしたことで、スムーズな快適な授業進行ができた。
オンライン授業を行うことで、生徒たちの学びの機会を損なうことなく、安心して学ぶことができる環境を提供できた。また画面越しであっても講師・生徒たちが顔を合わせたつながりをもつことで、それぞれの様子が伺え、学習面でもメンタル面でも十分なサポートができた。

今後の展開

山梨県内に在住する外国人が安心して働き、外国人児童がしっかりと日本語を学べるような環境づくりと支援を行っていくという目的で活動している NPO です。在住外国人向けの日本語教室と、主に在住ブラジル人の子どもたちが通う外国人学校を運営しています。
これからますます拡大していくであろう外国人の受入れに伴い、多文化共生のためのトータル的な支援と日本語教育に関する様々な事業を展開し、地域社会に広く貢献していきたいと考えています。

添付資料