「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 誠心会

千葉県松戸市 ウェブサイト
居場所見守り生活支援

助成額

100,000円2020/07/16

助成⾦の活⽤内容

【施設の卒業生の住居確保事業】
新型コロナウイルスの影響で就労先が休業し住居がなくなってしまった施設の卒業生に一時的に住居を提供する。施設は満室で、家庭引き取りも難しい。
安心して就労する環境を整えて、再度自立を目指す。

活動報告

【行った活動】
卒園生の住居確保事業
令和元年に自立の為施設をを卒園した女子児童に一時的に住居を提供する。

令和2年3月頃から新型コロナウイルスの影響で就労先が休業し貯金等も尽き、住居がなくなってしまった。
施設は満室で、家庭引き取りも難しい(虐待の疑いあり)為一時的に近くのアパートを提供し、生活が落ち着くまで家賃等は施設が負担する。
安心して就労する環境を整えて、再度自立を目指す。

【成果・結果】
児童が安心して就職活動や就労に取り組める環境を整えることができた。

施設職員が定期訪問し、就労支援を行っている。
コロナウイルスの影響で求人が少なく、まだ仕事は決まっていないが児童は「帰れる家があってホッとする、本当に助かります」と話す。

今後の展開

【誠心会について】
複雑な社会情勢を反映して、虐待やひきこもり等の件数は年々増加傾向になります。
そこで、私たちは悩みを抱えた青少年やその家族のために自立援助ホーム等、状況に応じた24時間体制の支援を行い、地域の中でだれもが悩みを気軽に打ち明けられる環境を提供していきたいと考えています。
子どもや家族が問題を一人で抱え込むことなく、胸を張って未来に力強く翔いて行く手助けをするという観点から、特定非営利活動法人 誠心会を設立することとしました。

【主な活動】
・自立援助ホーム事業
自立援助ホームとは身寄りのないことや虐待を受けたことにより、児童養護施設等で生活してきた子どもが義務教育を修了し施設を退所した子どもや親子関係の様々な問題から家庭で生活できなくなってしまった子どもの社会的生活の自立の促進を図るための生活の場です。(対象15歳から22歳まで)

添付資料