「地域助け合い基金」助成先報告

 大将軍「おせっかい」

京都府京都市北区
居場所見守り生活支援移動支援その他

助成額

150,000円2020/08/03

助成⾦の活⽤内容

高齢者の安否確認・見守り活動・孤立防止を目的に、身近な健康アドバイスや注意喚起・担当者情報を載せた「おせっかい通信」を作成し、毎回約800世帯に配布。特に、今年度は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、年4回から6回に発行回数を増やすことで孤立しやすい高齢者や障害者の見守り訪問活動の強化に取り組んでいる。また、地域事業・高齢者の居場所の運営補助や、登下校時の子ども達の安全指導・見守り活動、未就園児のための子育てサロンの開催等、人と人との繋がりを絶やさないよう事業の継続に注力する。

活動報告

①おせっかい通信:7月・9月・12月・3月作成配布。
 訪問できない期間だったので、ポストイン中心に配布した。
 これまで訪問できてなかった方にもこれを機会に初訪問の挨拶とメールアドレスを書いて配り始めた。
 ステイホームで行き場を無くし寂しく思われた高齢者から、また認知症が進んだ奥さんの近況報告、
 「最近お会いすることがないので」と、お見舞いなどの電話をもらった。
 娘さんからお父さんの近況の報告のメールをいただいた。
②高齢者すこやか学級参加者&子育てサロン参加者に暑中見舞いかもめーる・お雛祭り葉書配布。
 お返事の残暑見舞いをくださった方もあった。
 高齢者の居場所、すこやか学級やほっこりサロンの再開催を待つ電話をいただいた。
③大将軍祭りイベント協力:
 高齢者にはアルミ保温シート20枚。未就園児にはアニマル型風船40個、小学生には値域から寄贈いただいたカロリーメイトと風船を100個配りま 
 した。
④高令者居場所すこやか学級・ほっこりサロンは、少し時間を短くして、振り込め詐欺防止啓発活動など伝えながら、フェイスシールドを配布し 
 て、地域の健康長寿サポーターの指導を受けキタエちゃん体操をしたり、歌ったり、楽しい時間を過ごした。
⑤子ども食堂手伝い:学区内食堂の申し出により、月一回子ども食堂を開いてもらってる。
 毎回リピーターを含め多くの子どもたちが参加。完売の日が続く。2021年8月まで継続予定。

今後の展開

外出規制が出て、地域の集まりが無くなっただけでなく、買い物へ行っても立ち話をせずに帰るなど、人と人との交流が薄れ、ぎすぎすした関係にならないように気をつける。
来年度は高齢者名簿の更新をして、独居者・高齢者世帯を重点的に支援していきたいと思っている。
高齢者が孤立しないように、目配り気配り心配りをする。
高齢者の経験から来る知識を色々と教えていただき、また若い方からは新しい感覚を学ばせてもらってどちらも遠慮なく言葉を交わすことのできる関係、元気をもらうことが出来るような地域関係を結びたい。
スタッフ自身が楽しめない活動は、支援を受ける人も楽しめないし喜んでもらえないと思うので、無理をしないで、みんなで助け合って活動を続けている。
転入者を積極的に受け入れ、新しく生まれた赤ちゃんの訪問活動、未就園児の把握に努める。
下校時間の見守り活動をしてる時に交わす言葉から、地域のおばちゃんたちの思いが子どもたちの心に残り、地域を引き継いでいってくれる大人になってほしい。
学区内の他の団体と協力し、老人から子育て世代までの精神的、身体的障碍者も含めた情報を把握する。若いスタッフの意見を積極的に取り入れて、時代に合った、無理のない活動を進めていく。
地域のみんなが常に、お互いに気にかけ、心にかけているということが伝わるような活動をすすめる。

添付資料