「地域助け合い基金」助成先報告

 よろんごの木

新潟県柏崎市 ウェブサイト
居場所見守り生活支援配食・会食

助成額

160,000円2020/08/05

助成⾦の活⽤内容

①コロナ禍で悩む保護者への支援活動(イベント開催時での子育て支援コーナーの設置や傾聴活動)
②居場所の継続(子ども・高齢者)
③居場所利用者(高齢者)への定期的な安否確認(確認時での除菌シートの配布等)

活動報告

①独居住まいの高齢者の居場所を7月から再開しました。初回は5名が恐る恐る来てくれました。
顔を合わせて話をする機会がなかったので、マスクをしながら2時間だけの開催でしたが、「話ができたから、もう1週間がんばろうと思う気になった。」などの声をいただくことが出来ました。
8月に入り市内で感染が広がり、「怖いから家から出たくない。」と、欠席する方もいらっしゃいますが、感染拡大対策としてエタノールや次亜塩素酸スプレー、マスク等を補填分の中から購入させていただき、安心して来ていただけるよう、感染拡大対策を行いながら開催しました。
②子どもの居場所では、短い夏休みの思い出作りとして、各種団体と連携した子ども食堂(スタッフ含む参加者70名)や日帰りキャンプ(参加者17名)を実施しました。
昼食を食べる際やスイカ割りなど、スタッフマニュアルを作成し、感染症対策を徹底して実行しました。
子ども食堂を開催した翌日に市内で濃厚接触者が70名出たという報道があり、日帰りキャンプを実行するか、前日まで悩みましたが、屋外での感染対策として透明マスクをスタッフで作ったり、借用したマイクロバスを消毒したりと、何とか無事に終了することができました。
今後も安全安心な居場所作りができるよう、スタッフ間で感染対策を検討しながら活動をしていきたいと思います。

今後の展開

9年前、東日本大震災後に被災した方々も利用できるよう、地区内外問わず子どもから高齢者まで誰が来てもいい居場所を立ち上げました。居場所として古民家(一軒家)を借用し、昔の大家族のような、温かみのある空間を作るよう努力しています。
子どもの平日の居場所は地元のコミュニティセンター全館を借用し、仲間づくりもできる自由な空間を作っています。コミュニティセンターでの繋がりから、地域の色々な団体とも繋がり、第2層協議体設立を模索するメンバーとしても参画しています。
その他、居場所づくりだけではなく、子育て家庭への傾聴等も行う家庭教育支援事業も行っています。
コロナ禍で先の見えない不安から子供の心身の影響も危惧されていることから、8月末に子育て家庭へのアンケートを実施する予定となっています。
災害時や緊急時に、あらゆる課題が顕在化すると言われていることから、アンケート結果は10月のコミセン祭で掲示し、地域と連携した支援策を検討する予定です。
活動する際に、いつも「さぁ、言おう」を参考にさせていただいています。コロナ禍でも安全安心な活動をしている事例があったらご教授ください!

添付資料