「地域助け合い基金」助成先報告

 鯰江東校下アクションプランプロジェクトチーム

大阪府大阪市城東区
居場所

助成額

25,000円2020/08/20

助成⾦の活⽤内容

健康麻雀の会の参加者の男性が、会を休止している間に認知症の症状が悪化してしまったという連絡をうけました。感染の状況を見ながら、できる限りの感染対策をとって、楽しみの場・生きがいの場を再開させたいです。
地域でおこなっている、ふれあい喫茶や食事会、子育てサロンが新型コロナウイルスの影響で中止となっています。飲食を伴う活動やふれあう活動がしづらい中で、つながりを絶やさない為に、体操のDVDや懐かしい映像、子ども向けの映像を流し、子どもから高齢者まで幅広い世代が気軽に集える居場所をつくりたいです。

活動報告

コロナ禍の前には、健康麻雀の会として、8台の卓を使う体制で活動をしておりましたが、活動自粛が続き開催が出来ませんでした。参加者の中には、電動車いすで休まず、楽しみに通って来られる男性や、目に障がいがあり、ほとんど見えない為、麻雀が好きだが他では出来ない90代の女性等、ここでしか麻雀をする事が出来ない方々がいることを「健康麻雀の会」を行って気が付きました。そんな方々の為にも、早く再開してあげたいと、さわやか福祉財団の「地域助け合い基金」に申し込ませていただきました。
ですが、会場である憩いの家が、活動自粛期間中は使用許可が下りず、自粛解除になって、11月より再開できました。感染予防で少人数ですが、参加できた方は、本当に楽しそうで、帰られるときには、目に力が加わったようでした。
「次はいつ?」と聞いてこられる参加者の姿を見ると、これからも感染予防に気を付けながら参加人数や開催日時を工夫して、希望される方々ができるだけ多く参加できるようにしていこうと考えております。

今後の展開

鯰江東校下アクションプロジェクトチームは、地域の福祉課題を考え、解決に向けて活動している団体です。今回は、地域課題の一つである高齢者や障がい者等の方々への「居場所づくり」をめざした活動を進めました。
その他にも男性が活躍できる場となる「おとこだてカフェ」や地域内の防災体制を強化することを目的とした防災リーダー研修会や防災訓練等の企画・実施しています。
これらの活動を通して、鯰江東地域に住まわれる方々の生活がより良くなるように今後も頑張っていきます。

添付資料