「地域助け合い基金」助成先報告

 トーヨドささえあいネットワーク

岡山県倉敷市
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2020/08/21

助成⾦の活⽤内容

支え合いの精神に基づく住みよいコミュニティづくり
(高齢者サロンの開催、プラス一言運動、ゴミ出し助け隊、広報紙発行)
予想される災害への備え
(指定避難場所訪問)

活動報告

1.高齢者サロン
トーヨド団地内に住む高齢者のつながりや健康の維持を目的としたサロンを開設するため、対象となる方と新春ウォーキングを1月10日に開催し、16名が参加しました。
コロナ禍でも安全に集える方法を考え、毎日、屋外でラジオ体操をするように計画していますが、冬場は寒いため、温かい時期になってから開始する予定です。

2.避難訓練
避難所に指定されている清心学園までの避難路確認のウォーキングを11月9日に開催し、25名が参加しました。
高齢者の参加者が多く、コースの側に用水路もあるので、豪雨の際には早めの避難が大切だと実感し、また、清心学園内を実際に見学させてもらうことで、避難生活をイメージしやすかった等の声がありました。

3.トーヨドお互い様センター
コロナ禍の影響で今年度内に事業を開始することはできませんでしたが、事業開始に向けて、ニーズの把握や他地区での取り組みの調査、事業内容の協議、資器材の準備等を進めています。

4.広報紙配布
行事の案内や報告、防災に役立つ情報等を掲載した広報紙「トさネットニュース」を9回発行し、トーヨド団地内の全戸へ配布しました。

5.年末夜回り
12月26~29日の夕方から実施で延べ40名が参加し、団地内を周って防火・防犯を呼びかけました。

今後の展開

令和2年4月にトーヨド団地住民の支え合いの精神に基づく住みよいコミュニティー作りを進め、予想される災害に対する備えをすることをテーマにトーヨドささえあいネットワークを立ち上げましたが、貴基金のおかげで順調に活動を進めることができました。
現在、役員は高齢者が多くを占め、全員男性で構成されています。今後も長く細やかな活動を続けていくためにも、若い世代や女性の人材を確保していきたいです。
また、より多くの住民に活動へ協力してもらい、さらに地域に根差した活動にしていくためにも、住民と役員とを結ぶサポーター的な人材を確保し、活動のすそ野を広げていきたいと考えています。
そして、高齢者世帯・一人暮らしの人がどのようなニーズを求めているか実態調査し、支え合いのための絆の第一歩としてお互い様センターをスタートし、誰もが安心して暮らせるトーヨド団地にしていきたいと思っております。

添付資料