「地域助け合い基金」助成先報告

社会福祉法人 八千代市社会福祉協議会 緑が丘支会

千葉県八千代市 ウェブサイト
居場所見守り生活支援移動支援配食・会食

助成額

150,000円2020/08/19

助成⾦の活⽤内容

今年2月からのコロナ禍でふらっとホーム緑が丘は開催困難となる。しかし、新しい生活様式の中、自分たちに出来る支え合いを考え、地元企業等に足を運び活動の趣旨を説明。レトルト食品やお菓子の寄付を募る。また、この取り組みに共感した地域住民から、米や野菜の提供。提供品はふらっとホーム緑が丘登録者や、コロナ禍の中でも学童保育所の通う子ども達に届ける。この活動を通し、コロナ禍で生活が困窮する世帯の声を聞き、また、障害者施設等参加していた地域イベントは中止となり、地域との繋がりを無くしたとの声も耳にする。今回、助成金を活用し、一人に付き、1食分程度の提供と施設の手作りパンやクッキー・野菜等添えることが出来たらと考えている。アクリル越しの会話の中で、心の会話も出来たらと思う。新しい生活様式の中でも孤立しない、人ごとを我がごと捉えた支え合いが、住民や企業に広がればと願う

活動報告

≪対象者≫
孤立しがちな子どもや保護者及び、当会生活困窮者自立支援相談者(生活困窮者・ひきこもり支援者)
≪取り組み≫
月1回食材配布(1食分相当)(障害者就労系施設から食材等の購入)及び、折り紙・工作・お絵かき
≪協力者≫
何か抱えている問題があれば、民生委員や児童委員・当会生活困窮者自立支援相談員・当会ボランティアセンターと情報共有しながら、必要であれば支援を行なう。
また子ども達が、お客様ではなくボランティアとして準備から関わるようになる。また生活困窮者自立支援事業利用者(が、お客様からボランティアの一員として協力者になる。
≪地域との繋がり≫
チラシを地域の公共の場などの掲示や、毎月の活動を当会SNS等に掲載することで、子どもにもならず生活困窮者に対し、人ごとではなく、我がごとと捉え、地域の企業や地域住民から”自分達にも何かできることはないか?”との問い合わせが多数あり、食材や文具などの寄付が募り、配付対象者を広げることができた。

今後の展開

1、コロナ禍の中、休校になった時点から地元の学童保育所7カ所に食材等を届けながら、ふらっとホームの周知を続けてきた。ふらっとホーム開催場所には距離的に足を運ぶことが難しく、今後とも学童保育所と連携を密にして、必要な児童に食品を届ける仕組みを作る。
2、自治会と協同しフードバンク機能を作って必要とする家庭に直接届ける。
3、社会福祉協議会の生活困窮者事業に役立てる仕組みを作る。
4、上記の事業でフードロスの削減に寄与しSDGsに寄与することを目指す。

添付資料