「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 ポコ・バロール

福島県郡山市 ウェブサイト
居場所その他

助成額

128,700円2020/08/12

助成⾦の活⽤内容

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除で学校も再開される中、長期休校による教育格差の拡大が懸念されている。休校期間が地域によって大きな違いが出たことや、オンライン学習に必要な端末を準備できるかどうかなど家庭環境の差が生じている。自宅学習は家庭環境に大きく左右され、ひとり親や貧困家庭ほど子どもがしわ寄せを受けているという現状がある。
そのような、不利な立場に置かれた家庭の子ども達への緊急支援として、子どもに学習の機会と居場所を提供し、学習支援とともにそれぞれの環境における課題を発見し、必要に応じて行政や支援機関への橋渡しをしていく必要があると考えている。

活動報告

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除で学校も再開される中、長期休校による教育格差の拡大 が懸念されている。休校期間が地域によって大きな違いが出たことや、オンライン学習に必要な端末を準 備できるかどうかなど家庭環境の差が生じている。
そのなかで、各種のオンライン授業体験の場を提供できたことで興味を持って取り組みを始めた生徒も見受けられた。個人宅でパソコンを自由に使える環境にない子ども達のためにパソコンの貸し出しも継続している。自宅学習は家庭環境に大きく左右され、ひとり親や貧 困家庭ほど子どもがしわ寄せを受けているという現状がある。 不利な立場に置かれた家庭の子ども達への緊急支援として、子どもに学習の機会と居場所を 提供し、学習支援とともにそれぞれの環境における課題を発見し、必要に応じて行政や支援機関への橋渡しをしていくためにも生活支援コーディネーターとの連携を持てたことは今後の活動に良い結果を導くと思われる。郡山市周辺の活動だけでなく福島県南部の鮫川村の生活支援コーディネーターとも連携を取り、相互に助け合う環境を作ることでより細やかな支援を模索していくことになる。

今後の展開

新型コロナの影響による急激な社会環境の変化と、オンライン授業の必要性を誰もが認識していながら、あまりに急激な変化に大人たちも対応しきれずにいる。そのなかで子ども達に一番のしわ寄せがきている。じわじわと貧困が拡大し、経験測が通じない未来に大人たちも不安を抱いている。そのなかで、子ども達には広く情報にふれ、活用し、自分たちの未来をつかんでほしい。各種のオンライン授業を経験しそれぞれの個性を伸ばすことができると考えている。
パソコンを活用しながら居場所作りを通して、様々な状況の子ども達の交流の場所となるように場所や機会を提供していきたい。

添付資料