「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 稲城・なごみの家

東京都稲城市
居場所見守り配食・会食

助成額

90,000円2020/08/24

助成⾦の活⽤内容

東京都緊急事態措置に伴う休業等の要請に基づき、2020年3~5月に完全に活動を中止していましたが、6月から感染防止策をとりながら少しずつ再開しています。利用者からの希望の多い食事会を少人数から始めようと検討してアクリル板を購入。これからも感染予防に重点を置き、助成金をいただけたら、それを活用しつつ活動を続けていきたいと思っています。

活動報告

各種の活動の中でも月2回の食事会は利用者さんたち人気の集まりでした。
従来は15~20数名も集まり、狭い部屋に一杯イスを配置しての食事会でしたので、再開は不可能だと考えていました。しかし40×60㎝のアクリル板10枚を買い、何とかガードすることで9名が食事できるようになりました。
入室する方はセンサー式体温計で体温を測り、手を消毒していただきます。公民館利用の活動にも体温計を持ち運び測定することにしました。又、食事会の時は、一人分の料理セット(飲み物も含め)をトレイに乗せて配食することで、狭い部屋の中での動きを簡素化し、感染防止に役立てています。スリッパも気になる部分でしたが、洗えることで安心感を得ることができました。そのほかにマスク、ハンドソープ、スプレー式消毒液などを購入したことにより、感染対策を強化することができました。

今後の展開

コロナ禍で人の集まりが難しい中「なごみの家」は工夫をして、必要なところは予約をとって、人数制限をしながら稲城市の中でも早くに再開してきました。月6万円の家賃、光熱水費や“おたより”ちらしの発行など、毎月8万円程の出費は必要不可欠です。年会費と賛同者の方々からの寄付中心で、公の補助金がない中、なんとか続けて来られましたが、今後は更に活動にともなう収入は減少したままで厳しくなるでしょう。すっかり定着してきた地域の高齢者の居場所を支えるために金銭的なものも大事ですが、若い方々(50才代~60才代)の活動参加をぜひ訴えたいです。ボランティアにはなりますが、御一緒に参加していただき、共に楽しみましょう。おまちしております!

添付資料