「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 ITでNPOを応援する会

茨城県ひたちなか市
生活支援その他

助成額

150,000円2020/09/25

助成⾦の活⽤内容

ITの活用によるNPO団体への支援/
コロナ禍により感染リスクを避けるためにNPO法人の活動自体ままならず、さらには資金源となる企業および個人からの寄付金や事業収入も激減しています。この状態が続くとNPO団体の運営ができず閉鎖も覚悟している団体があちこちで発出しています。NPO団体の利用なくしては生活に支障をきたす支援の必要な子供たち、障害者等々にしわ寄せが来ています。
NPO団体もITの活用による新しい活動様式を模索する必要性に迫られています。多くのNPO団体は運営資金の確保に大変苦慮しており、ITの積極活用によるクラウドファンデイング、リモートなどなど様々な方法を検討する必要があります。しかしながら多くの団体はネットワークの接続環境が不十分なケースも多く、IT活用はそう簡単ではありません。
当法人では支援の必要なNPO団体に対してIT機器の無償貸出および有効活用方法のレクチャーを行い、現状危機を脱する手助けを行います。
付いては新規に光回線契約等をせずともインターネット環境が可能なSIMフリーパソコンの無償貸出、Zoomミーテイング、リモート環境整備に必要な機材等の一定期間の無償貸出を実施します。機器等の調達資金の一部に充てたく申請しました。

活動報告

コロナ禍で感染リスク回避、外出自粛のためにNPO団体の活動、運営に支障をきたしている中、オンライン面談などのIT活用の啓蒙活動を行いました。PC等の無償貸し出しにより実際に使用してもらい有効に活用できることを実感してもらいました。NPO団体様からはオンライン面談を実際に行い、今までのように直接面談にこだわる必要もないことが分かった。団体の存続を考えると新しい活動様式に転換するよい機会になったとの声もいただきました。NPO団体のそれぞれの分野のつながりネットワークを利用させてもらいより多くの団体の支援ができればと思います。

今後の展開

NPO団体の活動も新しい活動様式への転換期にあります。オンライン面談、クラウドファンデイングなど活動にIT活用を検討している団体さんは相談してほしいと思います。

添付資料