「地域助け合い基金」助成先報告

 三ツ藤木の葉の会

東京都武蔵村山市
生活支援

助成額

150,000円2020/10/20

助成⾦の活⽤内容

高齢化率が高い住宅団地であり、子供からお年寄りまで誰もが住みやすい地域づくりをし、ゆくゆくは若い世代を巻き込んだ助け合いや支え合いをしていきたい。
・デイサービスの車両を使用して、役所、病院、イオンモールへのお出かけを支援。
・家事支援(日常のゴミ捨て、集積所の掃除、買い物の代行、不在票の連絡支援、書類等の相談・記入のお手伝い、生協などの宅配注文のお手伝い、電球・時計等の電池交換、エアコン・扇風機の拭き上げ、フィルター掃除、草取り・花の水やり)

活動報告

高齢化、孤立、核家族社会の中で、つながることの大切さと地域での助け合いが必要と活動を開始。
手助けを必要とする人(利用会員・現在36名)と、してあげられる人(協力会員・現在14名)を結びつけ、あくまでも家事支援を行った。
また移送支援として、同じ地域の「杜の園むらやまデイケアセンター」さんより市内の病院や公的施設へ空いた時間の送迎車と運転手さんを提供してもらう。*地域貢献として全て無償
利用会員は家事支援30分300円、送迎支援一回300円の利用チケットで支払う形であるが、妥当な費用として無用な気遣いがなくなる。

一年間の利用者
家事支援:24件 延べ32時間  ・草取り・枝の剪定 ・時計修理 ・買い物など
*一戸建て高齢者の住宅団地ということもあり、多くが庭の手入れ。
送迎支援:103件 
*コロナワクチン接種、日常の通院に定期的な利用者が多い。

利用会員からは同じ人に対応してもらいたいと顔見知りとなりリピーターも出てきている。

助成金での購入のコピー機は各種書類の制作に役立っている。また外置き物置は外での作業に必要な道具収納場所として、協力会員は、いつでも誰でも取り出せるようになっている。

今後の展開

最初から住んでいる高齢者と、新たに立て直され入居してきた若い世代との交流がない。子育て支援も掲げているが、交流の場を作ることが必要であり、次の世代の協力者、担い手を育てていくことが課題。
他世代でつながってこそ発展があると思っており、今後の展開の工夫が必要だと思います。
地域の少年野球チームとの連携を青少年育成の一環も考慮に入れ検討、アプローチ中。

「誰でも誰かの役に立てる!」「「誰でも誰かを頼って良い!」こんな合い言葉が普通に通じるご近所付き合いができる地域にしたい!

コロナ禍、対面での活動がしにくくなったり、会合が持てなかったり、オンラインでの必要性が出てきました。
電話・ラインでの「お元気ですか?」コールを進めていこうと考えています。
同じような活動をしている方々からの情報提供・交流など、ZOOM等も今後活用したいのですが、事務局員が高齢パソコンを使えないという人も多く、このあたりが課題です。地域の若い人達とも、オンラインの方が繋がれる可能性もあり、地域発信はいろんなツールを利用したいと思っています。
運営者は高齢者が多く会報、フライヤー等、ビジュアル系は遠隔地でも制作協力してくださる方がいると心強く、オンラインでのサポートをしてくださる方(特に機関し、会報制作等)を募ります。

添付資料