「地域助け合い基金」助成先報告

 笑顔いっぱいの会

京都府京都市伏見区
居場所見守り配食・会食

助成額

59,000円2020/10/30

助成⾦の活⽤内容

私達、笑顔いっぱいの会は、子育て支援・高齢者の居場所づくり・多世代の交流の場作りを企画し行っています。子育て支援では子育て中の親と子(主に0~3歳)にふれあい遊びや子育ての悩みを分かち合う時間を提供し、高齢者の居場所づくりでは、リクエストの曲を聞きながら当時を思い出したり、ティータイムを楽しんだりしています。多世代の交流の場づくりでは、みんなで晩ごはんを食べたりゲームをしたり、年一回のイベントでは、小さい子から高齢者まで世代を超えて楽しい時間を分かち合ってきました。今年度も新型コロナウイルス感染対策をしながらこの活動を継続したいと考えています。

活動報告

<子育て支援>~子育てほっとタイムは、コロナ禍の影響で参加は少なかったものの、新規の参加者もあった。以前から来られていて参加できなかった方々とは、カフェの場などで違う機会に交流し見守りができた。
支援スタッフとしての助産師の参加があり活動に共感され医療の立場からのアドバイスを受けられる場になった。
<高齢者の居場所づくり>~通常は10名程の参加があったが、スペース上密になるため、パーテーションで仕切り、6名までの参加にした。実際には4~5名程度の参加があり、居場所を必要とされている方々が、昔の歌を聴いたり、マスクをつけておしゃべりなどを楽しまれた。皆さん外出は控えておられたが、気分が滅入るなどコロナ禍の影響を受けておられ、出来る限りの対応を取ったうえで開催でき喜んで頂けた。
<多世代の交流の場づくり>~通年は、記念イベント・昔の話を聞く会・坊主めくり大会などを実施してきたが、3密を避けるため、屋外での焼き芋大会やぜんざいと甘酒を振る舞い新年の挨拶会をしたり工夫をして交流をして頂けた。
<子ども食堂>~楽しみにしている家族からの問い合わせもあったが、緊急事態宣言などの社会状況を見てぎりぎりで判断しながら、スタッフみんなで消毒作業を徹底し安全に催すことができた。

まとめとして、コロナ禍でカフェの運営、これまで行ってきた笑顔いっぱいの会の企画ができないのではないかという局面にあったが、「地域助け合い基金」の助成金でコロナ対策に有効とされる機材、物資を調達でき、活動を工夫することで地域の居場所づくりを継続することができました。

今後の展開

気軽に立ち寄れるふれあいの場として、ふれあいカフェトトハウスをつくり、地域の仲間と笑顔いっぱいの会を立ち上げました。多世代・多様な方々が交流することで、地域に関心を持ち、助け合いの輪が広がることを願っています。場の維持はカフェを地域の方に利用して頂くことで成り立っていますが、家賃や光熱費などで運営に四苦八苦しながらも、地域のふれあいの場を継続していきたいと頑張っていますので、是非お茶を飲みにお越しください。

添付資料