「地域助け合い基金」助成先報告

 ボランティアむつの会

青森県むつ市
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2020/11/26

助成⾦の活⽤内容

・地域の期待に応え、令和3年より本会活動に「介護予防運動」を新たなメニューに加える予定です。介護予防運動を目的に活動する団体は当市において10指を越えておりますが、各団体間におよそ何の接点もなく(線としての連携がなく)、コミュニティ全体としての連帯感が希薄です。
・介護予防運動の活動団体をリサーチしたところ、ラジオ体操、スクワット等が主な運動メニューで、各団体とも資金不足から運動器材を購入できずにいる実態が判明しました。
・上記現状を踏まえ、今回の助成金を活用し購入する運動器具は、日常的には自団体の活動に利用させて頂く事は勿論ですが、もう一つ重要な目的を兼ねております。それは購入した「運動器具」を、各団体を繋ぐためのツールにしたいと考えております。つまり購入した運動器材を自団体の占有とするのではなく、他団体にも遠慮なく使って頂く事で、連携意識を高め、地域共生社会の実現の足がかりにしたいと考えております。
・助成金を活用し購入した運動器具については、「誰もが・いつでも自由に・使える運動器具」である事を、「市役所だより」にて、地域全体に呼び掛ける予定です。
・それがきっかけとなり団体間の接点が生まれ、地域全体に「互いが助け合う」意識を醸成できればと考えております。

活動報告

助成金申請時に記載の通り、老人ホームに出かけ、入所者の皆さんと軽度の運動をし、ゲームや合唱等で楽しんでもらうというのが、本会の従来活動であった。
運動器材を使用しての介護予防運動というのは、私どもにとっても初めての事で、本会スタッフが運動器材に慣れる必要があるし、また老人ホームにも安全性を確認してもらう必要があると考え、スタッフおよび老人ホームの職員を集めて学習会を都合2回実施しました。
上記学習会を通じて、同運動器材が安全で、かつ高齢者の体力低下を阻止する上で、とても有益であるとの理解を得られた事から、今後は積極的に高齢者介護予防運動の推進に利用して参りたいと思っております。

今後の展開

「介護予防運動器材の無料貸出し」が団体間の関係を一層緊密にし、地域共生社会の実現に貢献できる事を期待しています。

添付資料