「地域助け合い基金」助成先報告

 赤松 美知子

兵庫県宍粟市
配食・会食

助成額

150,000円2020/11/09

助成⾦の活⽤内容

波賀町に唯一あったスーパーが閉鎖したことにより、買い物難民が増加している。このニーズに住民有志で発足した「波賀の購買店設備準備委員会」の購買計画。また、集う場となっていた喫茶店も閉鎖し居場所もなくなっている。空き店舗を利用するに当たり委員会のメンバーやボランティアと一緒にDYIで改装し、備品もみんなに声掛け調達をしているが、カフェに必要な部品や感染予防品など購入費などに資金を活用したい。

活動報告

地域住民主体で造り上げた住民による住民の為のスーパーの一角に地域の人達が、モーニングサービスやお茶を飲みながら話が出来集える場所ができた。
高齢化が進む地域での買い物難民、喫茶店の閉店などでコミュニケーションを取る居場所が無い、喫茶「よってきないな」ができ久しぶりに顔を見る人と会話が弾んでいる様子やミーテイングの場所に使う人、一人暮らしや家族は仕事に出て行って昼間一人の方が12時までのモーニングサービスを注文して「お昼ご飯はこれでええわ」と言って食べて帰られる方、昼からはセルフサービスのコーヒーをカウンターに腰かけて飲んでいる方、お店に出店する野菜を持ってきてコーヒーを飲み店員と話しながら一息ついておられる方などの姿があります。

一人で始めてみて短い時間ですが活動する事で、応援して頂ける心強いメンバーが出来ました。
活動メンバーが増えることで地域の皆さんへの喫茶「よってきないな」の顔が広がったように思います。

現在、昨年12月より宍粟市にコロナウイールス感染が広がり喫茶コーナーは閉めています。
セルフサービスのコーヒーだけは自己の感染予防をしながら利用して頂いていますが、この場所で買い物に来たついでにコーヒーを飲みながら寛いでおられる方もあります。

コロナ禍の影響でいろいろと考えてはみましたが思うことが出来ず本当に残念に思っています。地域の皆様からは「まだ、喫茶してないんか」との声もありますが、購買店の中に喫茶がある以上、感染予防を第一に考えてこれから活動したいと思ってます。

今後の展開

僻地、過疎化、高齢化といったような地域で住民が協力しあい作り上げる住民の住民による住民の為のスーパーと共に集い笑い声が聞こえる喫茶コーナーを目的に今後もいろんな人に協力を求め続けていく
地域の人達だけではなく通り道にのぼりを見て立ち寄って下さる観光客の方、または地域の特産物を目的に立ち寄って下されば休める場所もある。
そんなスーパーと共に活用できる場所であれば良い。

添付資料