「地域助け合い基金」助成先報告

 愛知障害フォーラム(ADF)

愛知県名古屋市昭和区 ウェブサイト
見守りその他

助成額

150,000円2020/11/30

助成⾦の活⽤内容

コロナ蔓延以前は、加盟団体と障害者差別をなくすため、情報共有や意見交換を行い、行政との懇談や講演会、シンポジウムを開催してきた。しかし、コロナの蔓延で対面による集まりは活動休止に追い込まれた。
さらに、メールで「感染懸念を理由に介助者派遣が断られる」「定期受診が必要だが、感染が怖くて行けない」といった悲痛な声が事務局に寄せられるようになった。
このような声に対応するために、コロナ感染対策を徹底しつつ、対面やIT技術を活用し、相談できる環境を整備したいと考えている。
このことにより、様々な障害者が安心して、これまでと同様の生活が維持できることを目的とする。

活動報告

助成金を活用し、パソコンと体温測定のためのサーモカメラを購入した。パソコンは、これまで、スタッフ個人所有のパソコン使用してきた。みんなで共有使用できる、事務作業の効率化、インターネットを活用した相談体制を構築することができた。
サーモカメラは、事務所前に設置し、各自で体温測定が可能になった。特に、手が不自由な障害者にとっては、自分の顔を近づけるだけで体温測定ができるようになり、コロナ感染対策に非常に有効な機材とすることができた。
利用者の声「自分が感染源になるのではと心配していた。これで少し安心できる。」「今まで体温計を使用していた。こんなに簡単に測定できると思わなかった。」

今後の展開

今後、コロナの収束の兆しがみえてきた時点で、助成金で購入した機材および新たに構築できた生活支援コーディネーターとのネットワークを活用し、障害者差別解消法や障害者基本法等の講演会やシンポジウムを企画、開催し、障害者差別をなくすための取り組みを加速させる。

今回の助成金ありがとうございました。

添付資料