「地域助け合い基金」助成先報告

 小物づくりの会

福岡県田川市
居場所その他

助成額

118,000円2020/12/08

助成⾦の活⽤内容

市内で開催されている集いの場に手作りマスクの寄贈を計画しています。コロナ禍において活動しづらい状況はおたがいさまです。少しでも応援になればと願いを込めたいと思います。また、一昨年度より地元商店街とのコラボ企画、イベント時の応援を行ってきましたが、今年度はイベントの中止が続いています。商店街のシャッターアートとしても描かれている「幸福の青い鳥」をモチーフとした制作、寄贈を企画しています。商店街のマスコットキャラクターのエコバックを制作し、イベント時に活用していただくことも考えています。
また本市は、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向け、ドイツとベラルーシのホストタウンになっており、両国の車いすフェンシングチーム事前キャンプ地に決まっています。カウントダウンボードや手作り小物のお土産を贈る活動を行ってきました。今回の計画としては、次回来られた際のプレゼントとして、必勝お守りとお箸入れの制作を企画しています。この基金を、私たちができる社会貢献活動への取り組みの資金として活用させていただけますと幸いです。

活動報告

東京2020オリンピックパラリンピック競技大会にあたり、本市がホストタウンとなっているドイツとベラルーシの車いすフェンシングチームの皆さんが事前キャンプ地として本市を訪れました。日本らしい巾着袋、必勝への思いを込めたストラップなどを手作りし、プレゼントしました。コロナ感染拡大予防から、直接お渡しすることはできませんでしたが、市役所の方からお渡しいただいて、大変喜んでおられたということをおうかがいいすることができました。
また、地元商店街に、シャッターアートとして描かれている「幸せの青い鳥」をモチーフとしたのぼり旗10本を作成し、寄贈致しました。商店街主催のウォーキングイベントを皮切りに商店街の中でお客さんのお出迎え、お見送りに一役かっています。
イベント当日は、メンバーでウォーキング参加者やボランティアのための「幸せの味噌とり汁」とおにぎりの調理、ふるまいも担当しました。寒い中でのイベントでしたが、皆さんに「美味しい」と言っていただき、心があたたまりました。
市内のイベントや集いの場など、開催が難しい時期が続いています。コロナ禍でも頑張る人を応援しよう!と手作りのマスクや小物をプレゼントしています。7月31日(土)、コロナ禍をぬって行われた商店街での「いたまち祭り」、認知症カフェのボランティアの皆さんに、マスクとビンやペットボトルのフタが簡単に開けられる滑り止め付きオープナーをそれぞれ50枚配布させていただきました。
制作した小物に興味をもっていただき、活動のPRができました。他のボランティアさんとの繋がりのきっかけとなる贈り物になりました。
私たちの趣味の活動が地域の役に立てること、他のボランティアの皆さんと出会い、刺激を受け、活動の幅が広がっていくことに喜びを感じることができ、今後の励みとなりました。
この度は、私たち小物づくりの会の活動に助成をいただきまして本当にありがとうございました。

今後の展開

小物づくりの会は、趣味の裁縫や小物づくりを自分たちが楽しみながらできるボランティア活動です。みんなで教え合いながら、和気あいあい楽しく活動しています。活動後のお茶の時間も楽しみのひとつです。
今後は、子どもから高齢者までいろんな方と小物づくりをしたり、交流したりできればと考えています。
コロナが早く終息して、気兼ねなく集まれるようになることを願いながら、私たちのできることをコツコツやっていきたいと考えています。
材料として使えそうなはぎれや毛糸などお寄せいただけると助かります。

添付資料