「地域助け合い基金」助成先報告

 鈴張地区社会福祉協議会

広島県広島市安佐北区
居場所生活支援配食・会食

助成額

146,000円2021/02/15

助成⾦の活⽤内容

昨年の緊急事態宣言を受け、地域の活動が自粛している中で、地域の人同士の繋がりの必要性を再認識する結果となった。特に高齢者は地域サロンがなければ通いの場がなく、うつ状態や筋力低下などの症状が増えているとの話をよく聞くようになった。地区社協として、地域の高齢者が楽しみを持って外出する機会を得ることが出来るよう、また地域サロンに安心して参加できるよう感染予防対策や映画会やDVDを使った体操等を各サロンで実施することを検討している。地区社協でプロジェクターを保管して各サロンに貸し出しを行い、サロンの内容の充実を図っていきたい。

活動報告

当社協としては、エリアに7つのサロンがあり、月に1回地域の高齢者が集い、おしゃべりや手芸・地域包括支援センターやデイサービスから講師を招き、参加者が楽しめる企画をしているところです。以前は、
JAの介護事業部からサロンの運営の支援をしていただいていたが、JAが介護部門から撤退したことに伴い、サロンの内容がマンネリ化しており、サロンの世話人も運営内容に困っていました。
今回、地区社協としてプロジェクターとDVDプレイヤーを購入できたため、サロンでの映画界会の開催や体操DVDを見ながら体操が出来るようになりました。また、総会などでの資料の説明にも利用できるので、連合自治会や老人クラブなどの多団体への貸し出しもできるように今後検討を進めて行きます。
また、感染予防対策として、体温計の購入を行い各サロンへ配付を行い集会所への入室時に県出来る体制が整いました。
地域のサロンの世話人が高齢化する中、サロンでの行事が行い易くなるため「非常にやりやすくなった」との声も聞きます。今後は、新たな地域に担い手を探してくことが課題となっていきますので若い世代に声をかけサロンへの参加を募ろうと考えています

今後の展開

地域のサロンの参加者が年々減ってきています。さらにコロナ禍で出控えが起こり、減少に拍車をかけています。これからも地域のサロン活動を続けて、地区社協として社会福祉の増進に邁進して行きたいと思います。地域の皆さんが済みやすいと感じてもらえる地域を目指して行きますので、よろしくお願いします。

添付資料