「地域助け合い基金」助成先報告

 桃谷連合自治会

大阪府大阪市中央区 ウェブサイト
居場所見守り配食・会食

助成額

150,000円2021/03/02

助成⾦の活⽤内容

「スマホを勉強しボランティア講師になろう!」講座の実施
<講座ねらい>
外に出ることが難しい方などが、外にでなくてもつながることができるツールとして、スマホを活用して地域の方とつながる機会を増やし外出するきっかけとなることをめざす。(自分自身が使い方を理解するためのだけの講座ではありません)
そのために、スマホの使い方を、使い方のわからない方に教える講師役としてのサポーターを養成する。
コロナ禍でつながり活動が希薄となっているなか、対面でのつながりだけでなくオンラインを使ったつながりを拡げていくとともに、今までつながることができなかった方ともつながるきっかけとなるようすすめていく。
また、地域の会館を講座の実施場所にすることで、会館利用につなげ地域のあらたな居場所となることを期待する。

活動報告

「スマホを勉強しボランティア講師になろう!」講座の実施
講座のねらいとしては、外に出ることが難しい方などが、外に出なくてもつながることができるツールとしてスマホを活用して地域の方とつながる機会を増やし外出するきっかけとなることを目指す。そのためにスマホの使い方を、使い方の分からない方に教える講師役としてのサポーターを養成するために講座を実施した。
地域内で本講座の目的を理解して参加してくださった方が14名おられた。講座のプログラムとしては、スマホの基本操作(メールの送受信の方法、電話のかけ方)、LINEやZOOMの使い方など教える側として把握しておくべきことを学んでいただいた。また復習日では、講座で習ったことで疑問に感じたことを講師に質問したり、グループワークを行いグループ内でスマホの操作で分からない点がある人に分かる人が教え合う時間を設けた。
講座の後半では、主催者側から教え合う時間を設ける前に参加者同士で分からないところを教えていたりと交流も見られ、今まで地域の活動につながっていなかった方が地域の活動者とつながる機会になった。また、参加者からは「地域の方の役に立ちたいと思って参加した。」「地域行事に参加したことが無かったためこれに参加して横のつながりができて嬉しい。」「自分が所属しているボランティアグループのメンバーにスマホの使い方を教えてあげたい。」など個々に前向きに講座を役立てていきたいという姿勢も見られた。

今後の展開

理解を深めるために講座だけでは習得しきれなかったところや教え合う練習をする目的としてフォローアップ講座(4回連続講座)を実施する予定にしている。またこのフォローアップ講座を通じて参加者同士のコミュニケーションを深め、横のつながりをつくることも目的としている。
フォローアップ講座の合間に自主勉強会を実施し、分からないところを分かる人が教える練習を重ねるとともに、「おたすけカード」を作成する。「おたすけカード」はスマホの操作でどこを教えてほしいのか(ボランティアとしては自分が自信をもって教えることができる項目)をみんなで話し合って作成し活動につながるようにする。
活動の場としては、ふれあい喫茶でスペースを借りてスマホ講師としてデビューできればと考えている。その際にスマホの操作が分からない人におたすけカードを渡し教えてほしい項目にチェックしてもらい、ボランティアが教えるような形ができればと思っている。

添付資料