「地域助け合い基金」助成先報告

 プチサロンyのおむすび

栃木県日光市
居場所見守り生活支援配食・会食

助成額

150,000円2021/03/18

助成⾦の活⽤内容

来年、古民家再生プチサロン「yのおむすび」を建設致します。サロン開設の目的は、どなたも(赤ちゃんママ、高齢者の方、障がいのある方、心が少しグレーな方…)が、助け合いながら、楽しく安心に過ごすこと。
来訪者からは一切、参加費・使用料を頂きません。無料です。来訪しやすくするためです。そのかわり皆様には、できることを各々ご協力していただきます。お料理の手伝い、薪割り、お子さんの相手、誰かの話し相手…。誰かを支えることで自分の張り合いを感じていただくことをねらいとしております。生涯現役で暮らしていただきたい。
サロン建設は来年ですが、空き家をお借りしてプレオープンできることになりました。今回の助成金は、具体的に次に使わせていただきたいと思います。オープニング時に“チャリティ・オープニングバザー”を行います。その際、じゃんけん大会を行います。私に勝つと次のプレゼント。(いわゆる社会的弱者の方とそのご家族にもプレゼント)市内小売店のお赤飯、苺、飲食店利用券、理容店利用券、ソックス、肌着他。ねらいは来訪者と、コロナで売上が低迷している小売店を“つなぐ”ため。またバザーでは、コロナでイベントが開催しにくい中、手作り作家さん達が、安心して作品を無料で披露できるよう、コロナ禍で気を付けながら、来訪者に美味しい軽食など、楽しい魅力的な内容に助成金を使わせていただきたいと考えております。

活動報告

まず、助成金はサロンへの来訪者が快適に過ごせるよう、サロンが中古物件の中の一部屋のため、畳の取り替えなど修復に使わせて頂きました。
また、サロンオープン当日、記念イベントとして、現在コロナで売上げが低迷していらっしゃる市内小売店の品物を景品とさせて頂くことにより、当日の売上げだけでなく、今後来訪者と小売店のつながりができることを期待して企画させて頂き、その景品代に使わせて頂きました。
最後に私は常日頃から「食」の大切さをお伝えしたい気持ちが強く、安心安全な食材を購入するため、助成金を生活クラブ生協の消費材の購入費用として使わせて頂き、大変好評価を得ました。

今後の展開

コロナ禍であることは勿論、今、人と人のつながりが希薄であると、子育て支援のNPO法人代表経験、また民生委員をしている現在、痛感しております。
私自身もともと大の人好き、お世話好きのため、この性格を生かし地域のつながりが少しでも強くなるようなお手伝いができないかと考えておりました。個人でサロンを立ち上げましたのは、不安もありますが、今までの制度などでは扱いにく案件、またスピード対応、細やかな配慮を持って自分なりに周囲の方々に協力して頂きながら、より良いまちづくりのため、微力ではありますが活動させて頂きたいと思っております。
今後も心よりあたたかいご指導をよろしくお願い申し上げます。
※尚、事前にお伝えしておりましたサロン建設は諸事情により中止。現在のサロンで当面、活動させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。