「地域助け合い基金」助成先報告

 小野地区老人会

大分県日田市
居場所見守りその他

助成額

150,000円2021/06/11

助成⾦の活⽤内容

小野地区(4自治会) 世帯数:291 総人口:713人 高齢者人口:350人 地区平均高齢化率:49.09%
平成29年に九州北部豪雨災害に合い山の崩落にて大きな被害を出している。その災害から人口減少もあり現在713人まで減少しており過疎化の進行が顕著である。自治会の中では高齢化率が50%を超えている自治会もあり、少ない子どもや若い人、高齢者を含めて、地域づくりに取り組まないといけない状況となっている。その中で元気な高齢者を増やしていく事は重要な課題であり、老人会モデルとして、コロナ対策も配慮できる屋外の運動活動にて継続しやすい介護予防が行える「ノルディック教室」を行って行きたい。
これにより地域での交流も活発になり、介護予防や運動しながら見守り活動等の取り組みも新たに行え、地域への協力もできる。高齢者が元気になって行く事で地域の活性化にもつながり、地域全体の意識の向上や住民1人ひとりの意識づけにもつながる。
老人クラブモデルがうまくいけば地域全体で、住民対象の子どもから高齢者まで参加できる健康づくり・介護予防のイベント開催等も企画して行ければと考える。

活動報告

補助金を活用しノルディックポールを購入(40本)、これを自治会老人会(5団体)に8本ずつ配分して、希望者に貸し出し、週2回以上の運動を継続しています。継続することで、コロナ禍でも介護予防を目指しています。

継続するために、公民館と連動し、ノルディック講師に来てもらい、小野地区ノルディック教室を2021年9月28日(30名参加)、と11月4日(20名参加)に開催し、その後自分達の自治会内で運動を継続的に進めています。

今年度も地域包括支援センターの体力測定の協力や、公民館主催のノルディック教室は継続していく計画となり、購入したノルディックポールは、小野地区高齢者の介護予防や通いの場(週1回の運動教室)にとても役立てる事ができています。5団体の通いの場が立ち上がり、それに伴い住民の運動意識も高まり、令和4年度現在、マイポールを購入し参加している方も増え、各老人会とも貸し出し登録者は50名~60名近くになりました。

住民(子ども・住民)対象の健康づくり教室等の開催はコロナ禍で行う事が出来ませんでしたが、三密を気にすることの少ないノルディック活動への参加は、住民同士の互助が高まり会話が増え、地域が活性化するきざしがみえ、色々な団体も何かできないかを考える様になりました。
コロナ禍でも継続できる活動として地域にも根付きつつ、他地域からも参加したい等の声があがる様になってきました。
これらの活動を通じ、老人会でも「地域に何かできないか」を考えるきっかけになりました。そこで、少子高齢化の著しい地域で高齢者自身が元気になる活動を繋げていくため、生活支援コーディネーターと協働し、1年の準備期間を経て、2022年3月から月に1回、「子ども食堂・地域食堂」を始めました。地域食堂は、お弁当等の依頼を受け配達し、少しずつですが進めています。地域の自治会長さんや振興協議会の協力を得ながら、形づくりをしています。この食堂を通じ見守りや社会参加等も行うことができ、地域住民の互助にも繋がっています。

この地域からお嫁さんに嫁いだ方も子どもを連れて参加していただく等、毎回30名近く参加されています。今後少子高齢化社会が益々進んでいくと思いますが、地域で元気な高齢者を増やし、活性化を目指し、住民互助(見守り・声かけ)を高めて、地域力向上の活動をつなげていきたいと考えています。それが住民の安心や地域で長く生活が送れる地域包括ケアシステムに繋がると思います。

今後の展開

今後はノルディックを通じコロナ禍でも対応できる介護予防活動の継続を行いながら、包括支援センター等の協力も得て、体力測定等を実施し、公民館活動でのフォロー研修を進めて行きたいと考えています。
住民の意識づけをしていく為にも、開催できなかった住民研修会を今年度企画しております。
また「子ども食堂・地域食堂」に高齢者が参加し、多世代交流が生まれ、見守り、声かけ等、地域での取り組みを通じて、災害や非常時にも活きる住民互助を強めていきたいと思います。
今後この「子ども食堂・地域食堂」は地域の子どもたちのために、老人会での運営も考え、協力してくれている方々の就労的な形が出来ると良いと考えています。この小野地区で介護予防や地域拠点(居場所)、就労活動等地域完結型の仕組みを作り、この地域に住んで良かったと言える取り組みを色々な団体の協力を得て進めて行きたいと考えています。
(食堂へ野菜の寄付等もいただきました)

添付資料