「地域助け合い基金」助成先報告

 河西学区社会福祉協議会 ささえ愛ネット河西

滋賀県守山市
生活支援

助成額

148,000円2021/07/13

助成⾦の活⽤内容

河西学区の高齢者支え合いアンケートの結果から見えてきた課題を解決するために、「お互いが気にかけ合い 支え合い、住み慣れた地域で安心して暮らせる「おおきに おたがいさま」が言える”ほっとに河西”」を理念として、住民同士が支えたり・支えられたりのご近所福祉の推進、地域で支え合う生活支援活動の推進と啓発を目的として、「ささえ愛ネット河西」を9月に設立します。
ささえ愛ネット河西が実施する日常の生活支援(電球交換、除草、庭木剪定などのちょっとした困り事)の活動を通じて、”ほっとする河西”を目指します。
また、各自治会に同様の生活支援組織の立上げの推進と啓発及び各自治会助け合い組織のコーディネート役を目指します。

活動報告

・購入したパソコンを活用し、立ち上げ準備の説明会資料、会議資料の作成や出納管理などに活用しています。

・ささえ愛ネット河西を設立するにあたり、有償ボランティアの募集説明会を開催しました。説明会には23名の参加があり、15名の方がボランティア登録をしていただきました。登録いた頂いた方を対象にボランティア研修会を開催し、ささえ愛活動の共有化と「ちょボラ支援隊」を結成していただきました。令和3年12月末現在、ちょボラ支援隊員は、19名となっています。

・ささえ愛サービスの利用者募集するために、ささえ愛サービス募集チラシを作成しました。募集チラシは自治会住民への回覧と民生児童委員を通じて、ささえ愛ネットサービス対象者に配布をしました。

・ささえ愛サービス利用件数は、除草作業、枝切り程度の剪定作業など延べ6件となっています。利用された方からは、「この活動があって 助かった」「ちょっとした困り事に対応してもらって ありがたい」という声が寄せられています。
また、活動しているちょボラ支援隊員からは、「地域の力になれて、うれしい」「利用者からのお礼の声が活動の励みになる」と言った声が聞かれ、ちょボラ支援隊員の生きがいややりがいにつながっています。

今後の展開

・ちょボラ支援隊の活動は無理なく気楽に出来るよう心がけていますが、将来の利用件数の増加を考えると現在の隊員数では、立ちいかなくなる恐れもありますので、ボランティア活動の大切さと安心して暮らせる地域づくりの啓発を続けていき「困った時はお互い様」の活動に賛同してくれる方が増えることを期待しています。

・活動する中で、困り事のニーズも多様化していますので、出来ることから、いろいろなニーズに対応できるよう努力していきたいと思っています。

・利用料の収入だけで、ささえ愛活動を継続・運営していくことは難しいために恒久的な助成金交付を学区社協にお願いしているところです。

・みんなで助け合う河西学区を目指し、地域住民同士の支え合い活動の必要性を地域住民に周知しながら、各自治会に生活支援組織が設立されるよう呼びかけ、ささえ愛サービスの輪を広げていきたいと思っています。

添付資料