「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 ただいま

茨城県ひたちなか市 ウェブサイト
居場所見守り配食・会食

助成額

150,000円2021/08/09

助成⾦の活⽤内容

正安寺てらこやのお食事は、地元の農家さんからいただいたお米やお野菜、パルシステムさんの余剰野菜を使わせていただいて作っています。
そんな中、コロナ禍において、お食事を摂るのがなかなか難しいというシングルマザーや生活困窮者の方との出会いがお寺としてあり、余剰野菜をそちらの方々へ回す取り組み(TeToTe)をこの5月より始めたところです。
市に相談し、生活支援課にチラシを置かせていただいたところ、新たな方々とのつながりもできました。
このたび、この助成金を使わせていただき、炊き出し支援ができないかと考えています。
第一回は夏休み中の最終日曜日8/29に、てらこやの子ども達やふらっとの子ども達、TeToTeのご家族さんたち、ボランティアや有縁の方々とともに、100食程度のカレーの炊き出しができたらと思っています。
お野菜を取りに来られる生活困窮者の方々と話をしていると、見えてくるのはつながりの少なさ、孤独であるということです。お寺の境内での炊き出しを通して、様々な方との触れ合いができたらと考えています。

活動報告

生活困窮者やシングルマザーとの出会いから、地域しょくどうとして、寺を開いて炊き出し支援をしたいと思い、助成金をいただきました。はじめは50食程度と思っていましたが、徐々に広がりを見せていて、いまはテイクアウトも併せて毎回150食のカレーを作っています。思った以上に地域の子ども達からお年寄りまで、たくさんの方が見えていて、また、皆さんこういった場を欲していたようで、ゆっくりと楽しんでいただいています。

おかげさまで、2月にはNPO法人化することができたこともあり、回を重ねるごとにボランティアスタッフも増えていて、現在は20名ほどでまわしています。カレーだけだったしょくどうが、いまでは、コーヒー、レモネード、駄菓子屋、クレープ屋も毎回出ています。駄菓子屋は地域の小学生が店長となり、くじ引きをしたり、お下がりのぬいぐるみを景品にしたりしていて、とても楽しい雰囲気です。

シングルマザーの方達からは「子どもが毎回お寺のカレーを楽しみにしていて。今日カレー屋さん?と休みのたびに聞いてくるんです」といった声や、「前日に、明日はカレーだよと話すと、子どもが楽しみにしちゃって、朝から準備して出かけたいって騒ぐので、直前まで話さないようにしたんです」といった声を頂いて、子どもたちのためにも本当に良かったなと感じています。

5月からは、ゆっくりとお茶しながらお話ができるようにと、第三日曜日のしょくどうとは別に、第一金曜日にカフェも開くこととなりました。こちらは、シングルマザーや生活困窮者のみを対象としたものですが、ドリップコーヒーと手作りスイーツを提供しているので、とても好評です。スタッフの中にはハンドマッサージが得意な方がいるので、心もほぐれるようにと希望者にマッサージもしています。「ここがあって、本当に良かった」という声をいただき、私たちスタッフも、始めてよかったなと感じています。

また、7月には、引きこもりの方の親御さんから、お子さんをボランティアスタッフとして参加させてもらえないかとの話があり、見に来ていただきましたが、9月からはボランティアスタッフとして関わっていただけることになりました。就職不安がある方へのファーストステップとしても、良い場となっていけそうな気がしています。

課題としては、今後も続けるためには資金が必要だということです。今回、さわやか福祉財団さまからの助成が切れるのと、規模が大きくなり、しょくどう時に募る募金だけではなかなか回らないでいるので、いま新たな助成金を探しています。持続可能になるよう方途を探しているところです。

今後の展開

昨年8月から始まった地域しょくどうですが、参加される方が徐々に増えていて、皆さんとても楽しんでくれています。生活困窮者の方々へはフードパントリーも同時にしているので、本当に助かりますと毎回お声がけいただいています。

この辺りは、農家が多いので、お野菜やお米のご寄付がいただけていて、そちらを利用させていただいています。地域の農家さんとのつながりも広がっていて、有難い限りです。

しょくどうは、地域の方々の楽しみの場にもなってきているので、今後も続けていきたいと考えています。できれば、独居老人にもタッチできるよう、地域の回覧板でチラシを回せたら、とも考えています。

ですが、資金がないのがネックなので、しょくどうに参加された際には、ぜひ募金箱へ募金をちょうだいできましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

添付資料