「地域助け合い基金」助成先報告

 はぁとふる切偲

岡山県井原市
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2021/10/04

助成⾦の活⽤内容

今回、あらたな活動として、定期的に高齢者宅を訪問し、ダンボールや新聞雑誌等の資源回収を行う予定です。
大きな物、重い物を集積所まで運ぶことが年々困難になっている方を手伝うことによりご近所の繋がり、地域力が発揮できると考えます。助成金をぜひ有効活用させて下さい。

活動報告

この助成金を申請するにあたり、自分たちの地域がどんな年齢層なのかを調査してみました。
約200世帯500人弱で、65才以上が38%の高齢化率でした。さらに、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯も年々増えていることが改めて分かりました。
そんな中、地元有志16名で、2019年「はぁとふる切偲」を立ち上げ、「落語会」や「神楽鑑賞会」の開催。また地域の草刈りや清掃等の奉仕活動を行ってきました。新規メンバーも勧誘しながら現在23名です。
また最近始めた「のみの市」にはメンバー手作りのお寿司やデザート等販売しており、地域内外から来てくださり毎回完売しています。
今回の助成金を活用して購入した機材によって、地域のすみずみまで、お家の一軒一軒まで「資源回収」に伺うことができています。
高齢の皆さんからも「重くて、自分だけではとても無理なダンボール等を家まで回収に来てくれて、本当に助かります」との感謝の言葉をたくさん頂きました。私たちもやりがいを感じています。

今後の展開

地域有志で立ち上げたボランティアチームです。
自分たちの住み生活する地域が、もっともっと元気で活気あるものになればとの思いから「落語会」や「神楽鑑賞会」また「のみの市」等を開催しています。
今回、貴財団からの助成を受けて「資源回収のための機材」を購入することができました。地元の子供会でも年2回の資源回収を実施していますが、高齢者宅までは訪問できず、集積所まで運び出すことができない方が増えていました。
購入したリヤカー等の機材のおかげで小回りが利き、地域の隅々まで回り、ダンボールや雑誌等回収することができ、高齢者の方から大変喜んで頂きました。今年度は2月と9月に実施致しました。
活動に参加したメンバーの中からも「年を重ねていても、皆と一緒に活動ができて、少しでも皆さんの役に立っていることがうれしい」という声も聞こえてきます。
今後も、お互い様の思いを持って、元気な地域を目指して活動を続けて参ります。有難うございました。

添付資料