「地域助け合い基金」助成先報告

 なないろ会

京都府京都市中京区
居場所見守り生活支援配食・会食その他

助成額

150,000円2021/09/13

助成⾦の活⽤内容

もともと、この「なないろ会」は、京都市内の精神B型事業所(NPO法人)で、利用者として通所していた私が、当事者として当事者の目線で行えるアートサークルや書道サークルを立ち上げ、そこから当事者コミュニティとして8年程続けていた事からの始まりで、事業所やデイサービスに通っている当事者に限らず、所属先がない人や見つけられない人にも、事業所を卒業して就労したけれど相談や交流を行う先がなくなってしまった人等、何か楽しみになる予定や参加できるコミュニティがあることで、明日を迎えること、生きることがまんざら悪くないと思えるようになって欲しいと2019年より事業所外でのプライベート活動も行い始め、年に数回ですが「一緒にご飯を食べる」「仲間がいることを知る」「人生を楽しむ」を主とし、ランチ会、夕食会、お茶会、お花見会、紅葉会、アートサークル、カラオケ会など企画し行ってきました。ほんのわずかな時間でも、たった月に一度のことでも「楽しみ」に思えることがあることで、孤独から希望が持てたり、明日を迎えるモチベーションになったり、その日まで生きようとする気持ちから自傷や自殺要望にもつながると私自身が体感しています。そしてそんな活動に協力したいと考える協力者(支援者)も出てきたので、この会を続けていく事に使わせて欲しいと思っている。

活動報告

助成金を利用して行ったことは、別紙チラシをご覧いただけるように、様々なイベントを行い、そこに参加する当事者(生きづらさを抱えた女性・精神・知的・発達障がいなどを抱えた女性)とそんな女性達と共に生きようとして下さる一般女性や元当事者の方々の交流や人としてのつながりを見つけ育てることに利用させて頂きました。
中でも助成金15万円の内9万円弱をあてた文化祭は、会として初めて行えた大イベントで、当日(2日間)に参加したサポーター・出店者も全てなないろ会参加者で行い、当事者が病になり叶えられなかった夢や日ごろから個々で行っている特技を自己表現する場にも変えられ、個々の特技から収入を生みだす喜びにも変えられました。
それと文化祭に来場された地域の方々や、他団体の方々との新しいつながりの場としても数々の交流が実現し、人としてのつながりや心のつながりを発見する機会にもなりました。
各イベントに参加した声は、毎回ネームカードの表に感想を書いて頂くようしていましたのでここには記入しきれませんが、それぞれが楽しみ、それぞれが考え、それぞれが共に生きるにつながる感想を頂いています。
2021年10月~2022年12月までに行ったイベントは全部で10回におよびます。参加者の交流により個々が人とのつながりの喜びを育て始めています。

今後の展開

団体として設立し、昨年は、さわやか福祉財団さんの「地域助け合い基金」を活かした新たなイベントをやってみたり、さまざまな活動を行ってきました。その中でこのコロナ禍生活による孤立生活と、これから始まっていく高齢者増の世の中での孤立が想像以上に広まっていること、そこに物価高が加わり、生活をしていくことに手いっぱいで、人とつながれば交際費も必要となるため、自然とつながれない状況になっている生きづらさを抱えた当事者が増えていることに考えさせられました。
当事者が生きるためにはお金が必要で、障がい者雇用で働こうと職につきますが、その職場が病や障がいに対して無知なことも多く、コミュニケーションが取りつらい事も重なり、離職につながり、また振り出しに戻って孤立してしまうという話も沢山ありました。
イベントに参加したい、なないろ会に参加してつながりたいと望む女性は多いのですが、働けていない、お金を生み出せていないから参加は難しいとあきらめる人に、何かできないものか?と考えさせられました。イベントを交流、つながりの場として、なないろ会を楽しみ生きてもらうために、2023年は当事者で少しでも収入を生み出せることにつなげる!そして皆で生きる!につながるプロジェクトを考え始動したいと思います。

添付資料