「地域助け合い基金」助成先報告

 MIRAI

東京都練馬区
居場所その他

助成額

136,000円2022/01/24

助成⾦の活⽤内容

目的:事業を通じて、性的マイノリティ(LGBTQ 等)に対する「無理解、差別、偏見」の解消を目指し、人権を守ると共に、正しい知識の普及・啓発を活動の指針とし、「セクシャリティに関わらず、誰もが自分らしく生きることのできる社会環境づくり」を目指します。
内容:
1.講演活動:2 回 (社会福祉協議会、福祉施設関係者、教育関係者、市民等への正しい知識の普及・啓発)
2.情報発信:常時
3.交流会(コミュニティ、居場所づくり):2 回
4.啓発ポスター作成
※新型コロナウイルス感染拡大の際は、全ての事業をオンラインに変更。また、団体の定例会は全てオンラインにて開催。

活動報告

<事業>
性的マイノリティ(LGBTQ等)に対する「無理解、差別、偏見」の解消を目指し、人権を守ると共に正しい知識の普及・啓発を活動の指針とし、「セクシャリティに関わらず、多様性を理解して誰もが自分らしく生きることのできる社会環境づくり」のために、以下の活動を実施しました。
<内容>
1.講演会:1回
-コロナ禍が収束していなかったので、対面からオンラインに変更して一般市民等への正しい知識の普及・啓発を目的に実施した。4名の参加があり、大人だけでなく子供への教育の必要性、知識不足による偏見の是正、国や自治体の取組みの実態と格差、など多くの気づきや意見が共有できた。
2.啓発用リーフレット作成:1種類(300枚)
-基本的で分かりやすい知識や情報をまとめて、公共施設や協力団体に依頼し設置・配布された。
3.情報共有:関連団体との意見交換
-広域に活動している団体だけでなく、地域を中心に活動している団体や個人の推進者とも意見交換を行い、地域性の課題や活動成果を共有した。
※ 交流会:中止(延期)
-地域のコミュニティや居場所づくりを目的に交流会を企画したが、コロナ禍のために中止した。

今後の展開

私達が住んでいる地域社会には、多数派(マジョリティ)だけの住民ではなく、多様性を持った少数派(マイノリティ)の方々も在住しています。まずは普段の生活では余り関わりのない方々が身近に共存していることを知っていただきたい。
そして、固定観念や思い込みではない正しい知識を知っていただくことで、間違った偏見や差別などが減ることにつながり、多様性を理解し合える開かれた地域社会の発展に役立つと考えています。
そのためには、ちょっとだけ視野を広げ、公共の広報紙や各種団体が作成しているパンフレット・講演会などに関心を持っていただければ、とても参考になる貴重な情報を得ることができます。
それによって、自身の考え方や生き方にも大きな影響を与えることも可能だと考えています。

添付資料