「地域助け合い基金」助成先報告

 地域コミュニティらるらりら

鳥取県鳥取市 ウェブサイト
居場所見守り生活支援配食・会食

助成額

150,000円2022/03/04

助成⾦の活⽤内容

宅配弁当の提供(新規事業の立ち上げ)
・地域食堂開催に並行してコロナ禍で外出しづらい状況の中、孤食となりがちな高齢者、子育て世代、ひきこもり等の状況にある方を中心に、宅配弁当を提供する。宅配弁当を提供する中で相談支援活動や高齢者に対する身の回りのお手伝い活動も可能な範囲で行う。
・現在も新型コロナ感染症が拡大する中で、地域食堂の一時的な開催中止を検討している。今後も断続的にそのような状況が続くことが予想されるため、開催中止時に弁当の宅配もしくは配布に切り替えられるようにする。

新型コロナ感染症対策の強化
・当食堂にはマスクを着用できない新生児を連れた子育て世代や重症化リスクの高い高齢者の利用者が多いことから、感染症対策を強化するために加湿空気清浄機を設置する。

活動報告

新型コロナ感染症の拡大によって通常の地域食堂の開催が難しくなり、状況に応じて弁当配布に切り替えて実施した。弁当を受け取りに来ることができる方には会場まで来ていただき、弁当とともに食材の配布なども行ってきた。会場まで来ることが難しい方に対しては宅配してきた。コロナ禍において経済的に苦しい状況にある方への支援が必要となり、予定より多い回数の宅配弁当を実施することができた。
今回の助成金を弁当宅配事業の立ち上げ資金として、プラスチック弁当容器や消耗品の購入、宅配に際して必要な備品を購入することができた。コロナ禍で孤立しがちな状況の中でも支援を途切れさせずに地域食堂の活動を継続することができた。感染状況が落ち着き、地域食堂を通常開催できるようになった時には、「お弁当の形でも継続していただき、とてもありがたかった」「お弁当を届けてもらえて週に1回でもこちらのお弁当を食べられるのが楽しみだった」というような声を多数いただいた。
また通常開催時のコロナ対策として必要な消耗品や空気清浄機を購入したりして、少しでも安心して過ごせるような場を提供できた。新型コロナ感染症の拡大によってボランティアスタッフが急遽休むようなこともあり、人数が足りずに困ったことも多々あったが、逆にこんな状況だからこそ「何か手伝えることはありませんか」と名乗り出てくださる方もいて、何とかカバーしあいながら継続することができた。

今後の展開

現在、これまで通りの会場で開催する地域食堂と並行して、地域の居場所づくり活動として「みんなの実家」の設立に取り組んでいる。新たに拠点を構えることによって、いつでも誰でも気軽に立ち寄れる地域の居場所を提供することを目標としている。その拠点において地域食堂だけでなく、不登校児童生徒への支援としてフリースクールを開催している。また、地域の方々の趣味や特技を生かす場として、専門家を講師に招いてプログラミング教室や体操教室などの教室活動も準備を進めている。

この地域の居場所づくり活動は、これまでの活動の中でコロナ禍の状況に限らず、地域の中で孤立している方や苦しい状況にありながらも支援が届いていない方が多数いることを感じていて、誰でも気軽に立ち寄れる地域の居場所を設立したいという思いに共感してくれた方々の様々な協力を得て実施している。地域食堂、フリースクール、教室活動などを中心に、いつでもだれでも気軽に立ち寄れる居場所を提供したいという理想を掲げて立ち上げたが、大変なのはこれからこの場所を長く維持していくことである。そのためには、ここで中心となって働くスタッフの待遇をしっかりと確保していく必要がある。多くのボランティアの方々に支えられてはいるものの、いつまでもボランティアさん頼みではいけないと考えている。自治体の協力や協力してくださる企業、継続支援をしていただける仕組みづくりを構築していきたいと考えている。

添付資料