「地域助け合い基金」助成先報告

 障がい者支援連絡協議会

大阪府八尾市
居場所配食・会食その他

助成額

150,000円2022/03/31

助成⾦の活⽤内容

<事業名:障がい者<児>支援啓発・ふれあい事業>
①八尾市内・東大阪市内の障がい者<児>を対象
②一昨年よりの新型コロナウイルス感染拡大による障がい者<児>の生活の不安・不便が一層露見されたため、「障がい者<児>を理解し支援・啓発する地域リーダーの育成に取り組む。
③障がい者と健常者がふれあう場をつくる(八尾市のふれあいサロンと東大阪市のふれあい料理教室)。
④障がい者支援啓発の「あいサポート通信」作成・配布(6回)
⑤大阪府立特別支援学校(八尾市)と生活支援コーディネーターとの連携強化。
⑥福祉法人事業で障がい者が製作する物品の購入と販路拡大支援。

活動報告

新型コロナ第7波感染拡大で事業が奔走されたが、事業を遂行できたことに感謝します。
<あいサポートかわら版【5月5日号】参照>
(1)東大阪市で就労継続支援B型を運営するNPOとで、障がい者ふれあい料理教室を開催。(カセットコンロ3台を購入)知的障がい者男女5人が栄養士の指導のもと和出汁カレー料理を協働で作った。
障がい者の方は異口同音に楽しかったと感想を述べられていました。
(2)八尾市内のマンション遊戯室で3回、障がい者2人とボランティアでふれあいサロンを開催。障がい者が作成したポーチを100ケ購入し、参加者に配布。地域住民との交流が深まった。
(3)八尾市上之島小学校集会所で障がい者支援啓発講座を開催。
①聴覚障がい者との対話促進のため、手話インストラクターによる「手話口座」開催。今後も定期的に開催希望の声が多くあり。
②「高齢者・障がい者人権研修会」開催。障がいを理由とする差別をなくし、共生社会を実現する大切さを学べた。(大阪府より「障がい者理解ハンドブック」を取り寄せ配布)
③障がい者の保護者等が、「親なきあと」の支援を考え、準備を進めるための支援活動を全国を舞台に活動する講師を迎え、障がい者を家族に持つ大阪市と東大阪市の保護者も参加した懇談会を開催。
八尾市障がい課が作成した「想いをつなぐノート」の紹介もあり、障がい者支援・理解の輪が広まった。
④地域内の大阪府立八尾支援学校より初めて校長・準校長・教頭を迎え、支援学校の運営・活動の説明をしてもらい、地域住民との絆を深めることができた。

今後の展開

(1)障がいの有無に関わらず、誰もがお互いに人格と個性を尊重し、共に支え合う「共生社会」実現のため、もっと地域に障がい者理解・支援を呼びかけて行きます。
(2)各NPO・障がい者団体連合会・民生委員と連携強化し、各種講座等を開催します。
(3)地域の障がい者の実態調査と障がい者福祉サービスを学んでいくため、行政との定期的懇談会の開催を申し入れします。
(4)地域のバリアフリーマップ作成の準備を検討します。
(5)活動に賛同するメンバーを募集します。
(6)障がい者との協働で喫茶サロン・料理教室を開催します。

添付資料