「地域助け合い基金」助成先報告

 企業組合ワーカーズ・コレクティブ ミズ・キャロット

神奈川県横浜市旭区 ウェブサイト
配食・会食その他

助成額

150,000円2022/03/25

助成⾦の活⽤内容

①新型コロナは事業の中心となっている仕出し事業に大きな影響を与えました。売り上げの減少だけでなく、配達の形態を変えながら事業の継続を進めていますが、経費の増加が一段と厳しい状況です。対面での受け渡しを極力減らすため包材を使い捨て容器に変えたことにより消耗品費が増え続けています。価格は上げず多くの方にこのままご利用いただけるよう包材代として使わせていただきたいと考えました。
②配食、地域の高齢者のお弁当利用が増えています。美味しくて、食材にこだわり、手作りの良さを込めた健康づくりのお役に立てるお弁当、配食として地域の皆様にお届けしていきたいと思います。こちらの助成金を使ってHPをリニューアルし、スマホをお使いの方にも見やすいHPに作りかえたい思います。

活動報告

今回食を通して地域社会に貢献しますと続けてきた事業に対し理解頂き助成を受けたことは大変うれしいことでした。地域に暮らす主婦を中心として、出資し、経営し、労働を担う働き方で続けてきました。地域のニーズは高齢化や暮らし方の変化があり一段と配達してくれる食事を希望される方が増えています。少なからずコロナ禍で仕出し事業は影響を受けてきましたが、外出の機会が減り、家にとどまる方が増えたことで4ブランチいずれも、高齢の利用者が増えました。助成もきっかけになり配食事業は、必要とされることを実感し仕出し事業と配食事業を工夫しながらどこのブランチも実施し、出来るだけご希望にこたえられるようお届けしているところです。長年の地域での実績もあり、ケアプラザやケアマネージャさんからのご紹介もあります。今回をきっかけにケアプラザとの連携を進めたいと、それぞれのブランチで検討をすすめます。
お天気の悪い時など、待っていて下さるお客様から労いの言葉をかけられることも度々あり、配食事業ならではのやりがいを感じているところです。リニューアルしたHPを必要とされる方に見ていただけるよう、今後もメニュー表などを通してアピールしていきます。

今後の展開

地域に暮らす人が、地域の中で作り出す市民事業として継続してきました。ワーカーズ・コレクティブという働き方は働く人の協同組合です。地域の中で助け合いながら働き場を作ってきました。これからはより時代にあった内容で事業を継続したいと考えますが、世代交代や人手不足が一番の課題です。
若い世代が安心して働き続けるためには、何をしていけばいいのかいろいろな情報を取り入れながら模索中です。私たちの作る手作りで安心できる食事は、地域の高齢者、お一人で暮らす方が健康で過ごしていただけると長年続けてきて実感しています。この事業に賛同していただける方、応援してくださる方と一緒に今後も食を通して地域に貢献していきたいと考えています。
来年度は、横浜市で進められている総合事業の配食サービスの申請を行う予定で、ケアプラザとも連携を強めていきます。

添付資料