「地域助け合い基金」助成先報告

 おしゃべりブロッコリー

東京都世田谷区
居場所見守り配食・会食その他

助成額

150,000円2022/04/04

助成⾦の活⽤内容

おしゃべりブロッコリーは子ども食堂の団体名ですが、それ以外にも地域での活動を生涯学習センターと位置付けて、幅広く活動の場を広げています。子ども食堂を2018年にスタートさせる以前から小学校での学習支援、未就園児に向けた子育て支援は、子どもだけでなく親との対話にも力を入れています。子育て中の悩みを受け止めて、寄り添った形の子育て支援は、虐待防止や孤育て(孤立した育児)の防止の手助けを目的としています。手作りの会「ぬいぬい」での製作品は、何より作り手である私たちが楽しく、また寄付先高齢者施設、児童養護施設の皆様にも喜んでいただけております。この度、フラダンスの会を発足し、4月から活動を開始します。音楽療法士を招き、ウクレレでの演奏も取り入れながら、体を動かすことで、心と体の健康促進、高齢者の引きこもり防止に効果を期待しております。フラダンスの会は、誰でも参加していただきたいので、参加費をなるべく安くしたいと考えております。

活動報告

おしゃべりブロッコリーでは、生涯学習センターをイメージした、地域での多世代交流の居場所作りと運営を目的としています。これまでに
①子ども食堂
②子育て支援(母子サークル)
③民話の会(紙芝居の会)
④手縫いの会
を運営して参りました。2022年4月に新たに⑤フラダンスの会を発足しました。フラの会を立ち上げるきっかけになった理由は、本格的にフラダンスを習うのではなく、健康維持とケガ予防のための運動の1つとして、フラダンスの動きが効果的だということが、体験としてあったからです。実施場所を区民センターにしたことで、近隣の高齢者の方に気軽に利用していただき、回を重ねるごとに誘い合わせて参加する姿が見られました。
今回助成金を頂けたことで、講師の先生に指導料をお支払いすることが可能になり、発足が実現しました。連続して参加しなければならないお稽古事ではないので、参加したいと思った時に体を動かして、おしゃべりを楽しんで、笑って過ごせる時間を共有することで、生き生きとした日常を送るエッセンスとなっています。新しい活動をする時にかかる必要な資金を助成していただいたおかげで、スムースにスタートすることができました。心よりお礼申し上げます。

今後の展開

私たち女性は、仕事や子育てに忙しい世代を経て、ひと息つく暇もなく、介護を経験する方が少なくありません。 それらから解放されたとき、ふと自分たちの居場所がないと気づくことになります。子ども食堂、手縫いの会、フラの会など自分の好きなことを見つけて、地域での活動に参加し、顔見知りを増やし、絆を深めることは災害時に強いまちづくりにもつながると考えます。私たちおしゃべりブロッコリーは、今後も新しい企画を通して、地域での活動をより豊かにして行こうと思います。

添付資料