「地域助け合い基金」助成先報告

 左京朝カフェ世代間交流グループ

京都府京都市左京区
居場所

助成額

150,000円2022/05/26

助成⾦の活⽤内容

京都市左京区は縦に長く、北は山林地域ですが、中間地域は大学なども多く、お寺や神社は区内に点在し、南は文化施設を擁して魅力あふれる地域です。この左京区で地域社会を構成しているすべての人が楽しく生き生きとして暮らせることをめざして活動しています。
お絵描き写生、昔遊びワークショップ、踊の広場、歌声や、遊びの博覧会など文化を通して触れ合える地域社会に貢献したいと活動しています。久多ではかまくらを作り、大原では絵巻を作り、児童館と共同して和凧作り、廃校の体育館では遊びと踊りの広場作りをしてきました。伝統を大切にしながら今を生きる市民のいきいきとした活動を発展させたいと取り組みを進めています。
各地の風物や伝統、人々の生活を繋げてアーカイブ化して共有したいと考えるようになってきました。
あそびながら左京の魅力に触れ合う左京カルタづくり挑戦しています。

活動報告

日時内容場所対象者参加人数
4/30年間計画打合せ都市国際交流会館メンバー3人
5~6月精華大かるた絵札作成京都精華大学学生20人
8/20吉田街歩き東一条通り周辺京大留学生15人
8/27高野団地地蔵盆高野第3住宅集会所 団地住人25人
9/4左京あるたと地域整理吉田自治会館メンバー3人
10/2岡崎フェスタ通りロームスクエアー新婦人岩倉班など30人
10/15デルタフェスティバル養正児童公園フェスタ参加者 多数
10/22左京かるた取り大会吉田児童館 児童と職員10名
12/17クリスマスマーケット北山ふれあいセンターマーケット参加者多数(400名)
2023/2/4養正児童館地域事業養正児童館児童と地域住民30人
3/11昔遊び博覧会元新洞小学校左京区民50人


左京区で生き生きとした取り組みがされており、その取り組みにも参加しながら、遊びと文化の視点で、左京の魅力を「世代を超えた取り組み」昔遊び、踊り、カルタづくりなどで発信できました。
地蔵盆、フェステイバル、児童館の交流の取り組み、街歩き、クリスマスマーケットと、世代を超え、地域を超えて人々が交流でき、誰でも参加でき、誰もが楽しむことのできる取り組みに参加し、企画でき左京の魅力を作り出すことができました。京都精華大学との連携により、カルタづくりが前進し各地の風物をカルタにできました。本企画では、新型コロナウイルス禍のもとで失われたひととひとのつながり、そしてそこにある日常の風景の中にある「次の世代に残したいもの」を再発見し、アーカイブとして残していく事業を構想しました。特に、昔遊びの博覧会では、会場である元新洞小学校の学区との連携、地域のお店や事業所(キンダーランド、左京南包括支援センター)の参加は次回へつながる取り組みでした。街歩きに参加した留学生が昔遊び博覧会に参加し、日本文化に触れる機会になり、感謝されました。

今後の展開

さわやか財団のご協力で、積み重ねてきた左京かるたづくりが印刷でき、左京各地の風物の解説も取り入れ、一層バージョンアップできました。左京各地でカルタ取り大会を実施して、まだまだ残っている伝統や人々の暮らしをカルタに取り入れ、左京の暮らしや風物をアーカイブとして残していく取り組みにしていきたいと思っています。コマ回し、けん玉、折り紙、竹とんぼ等昔遊びと左京区の踊りなどを取り入れながら、世代を超えた取り組みを、左京区で行われる行事やお祭りの中に取り入れていただき、楽しい左京区にしていきたいと思っています。
元新洞小学校で続けてきた昔遊びの博覧会を一層発展させたいと願っています。
京都市左京区は、若い人たちの活動も活発に行われており、伝統や文化と新しいエネルギーが発揮できる取り組みになってきています。多くの方にご参加いただき、どこにもない新しいカルタづくりとカルタ遊びを通して、世代を超えたつながりを作っていきます。興味のある方はご参加ください。

添付資料