NPO法人 渋川いきいき健康スポーツクラブ

助成額

助成⾦の活⽤内容

渋川市石原地内の里山にあるNPO渋川いきいき健康スポーツクラブの運動広場周辺の里山整備事業をさらに拡充して、多くのNPO会員、スポーツ教室参加の会員、日曜冒険遊び教室に参加している子供たちや父兄を巻き込み、協働・協働の活動にしていきたい。
また、NPOのクラブハウスのある渋川市まちなかの花壇づくりや、道路清掃・ゴミ拾いを実施して渋川市中心市街地のまちなか美化を行っていきたい。

活動報告

渋川いきいき健康スポーツクラブの活動場所である渋川市郊外の里山にある運動広場の回りの山林や市道は、山林所有者の高齢化のためでしょうか、森林は荒れ、道路も飛びだし枝等で安心安全に活動できる環境にはなっていません。
そこで本助成金を活用して、里山の整備をしようと考えました。クラブ会員の力を借りたり、クラブ員以外の協力者の力を借りたりして、森林の下草刈り、雑木の伐採、道路わきの草刈り、飛びだし枝の伐採等の作業をしました。
道路は見とうしがよくなり、散歩の市民や車も安全に通行できるようになりました。散歩の高齢夫婦に「ありがとうございます。助かります。」と感謝の言葉をいただきました。
森林の下草刈りや雑木の伐採により見とうしがよくなると人間と山の獣との境界がはっきりして、子どもが山の獣に遭遇する危険が無くなり、安心安全に活動できる運動広場となりました。
ある日理事長が一人で下草刈りをしていると、理事長教員時代の教え子が通りかかり、「先生、手伝ってやるよ。車から道具を取ってくるからね。」山仕事の帰りだったのでしょうか、鎌、手斧をもって蔦の絡まった斜面に入り、若い力であれよあれよと足場の悪い斜面をきれいにしてくれました。「先生、仲間がスケボーを出来る場所を探しているんだ。ここを使っていいかな。」「いいよ、使うときは連絡してくれ。」本クラブの山の広場にあるローラースケートリンクを使用する会員が増えるかもしれません。
里山の森林を整備したり、道路を整備したりして、良い環境でのびのび活動する子供が増えたり、のんびりと過ごす会員が増えればと思います。さらに里山の環境をよくするこの活動に賛同して仲間になってくれる市民が増えることを期待します。

今後の展開

本NPOは総合型地域スポーツクラブでありますが、群馬県の子ども居場所づくり事業に協力して、子どもの遊び支援・学習支援・子ども食堂を運営しています。
本助成金で、遊び支援を行っている本NPOで管理している里山の運動広場の回りの山林、市道等の整備清掃活動をしました。
見とうしの悪い山林は山の獣と人間の境界線が無くなり、子どもが熊やイノシシと遭遇する危険があります。それを回避するために、山林の下草刈り、雑木の伐採を行い、見とうしの良い環境を作りました。見とうしの悪い市道の整備も行い、市民が安心して散歩できる道にしました。
これらの活動に賛同してくれる本NPOの会員が増えることと、協力してくれる市民が増えることを望みます。
子供が安心して遊べる里山、市民が気持ちよく散歩できる山道、風通しの良い樹木の健康に良い環境づくりは、今話題となっている地球環境を守るSDG'sに貢献する活動でもあると思います。
ぜひ、渋川市民の皆様、一緒に活動しましょう。

添付資料