NPO法人 北海道レインボー・リソースセンターL-Port

助成額

助成⾦の活⽤内容

北海道内における既存のLGBTQ当事者への居場所事業にはない、少人数（定員6人）制且つリソースセンター併設型の居場所事業「にじいろ談話室」を定期開催していく。
「にじいろ談話室」の参加者層としては、“当事者コニュニティへの参加経験が無い、或いは少ない方”を対象とし、当事者同士の交流促進の他、全国各地の支援団体が発行するパンフレットの配布、当事者が正しい知識を得ることのできる書籍の配架・閲覧を行う。他団体主催による北海道内の既存のLGBTQ当事者向け居場所においては、参加人数が30名程度と大規模であったり、土日に開催していることが多い。

「にじいろ談話室」はLGBTQコミュニティに出て間もない当事者や大人数での交流に慣れていない当事者、仕事や家族行事などで土日に居場所へ参加することの難しい当事者を取りこぼさすにコミュニティに繋げ、孤独や孤立感を解消することを目的に運営している。居場所へ参加できたという経験が、他イベントへの参加きっかけとなり、LGBTQ当事者のエンパワーメントに繋がる最初のステップになると考える。
また、この居場所において得られた知見を共有する為の報告会やワークショップを行う。そのために事業終了後の参加者アンケートの収集並びに分析を行っていく。主に札幌市内及び近郊に住む支援者となり得る層がターゲット（教育や医療・自治体関係者等）でLGBTQの当事者が置かれている環境、抱えている問題、当事者のリアルな声を明らかにすることによりLGBTQ当事者を取り巻く環境について改善すること、並びに支援者に当事者を居場所へ繋ぐ役割を担ってもらえるようになることを目的とする。

活動報告

準備中