「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 ほほえみ

福島県郡山市
居場所見守り生活支援配食・会食

助成額

150,000円2022/08/04

助成⾦の活⽤内容

少子高齢社会の影響を受け、地域でのふれ合いが不足していることや孤食等の社会問題の解決の一助となることを願って、親や家族の子育てに関する悩みや不安についての相談事業やこども食堂及び異世代交流事業を実施する予定である。
法人の設立により社会的信用を得て、行政・他団体等とも連携し、多くの人たち協力して進めていきたい。

活動報告

私たちは、子どもを中心とした活動を模索してまいりました。親や家族の子育てに関する悩み事や不安事など、様々な課題に少しでも貢献できることはないかと考え、思いを同じくする仲間と物資寄贈品の配布活動を始めました。
地域住民との触れ合いが不足している事などから、個々が触れ合える場となればと考えました。今回の助成金を資金として活用できましたことは、活動計画を実施するための大きな原動力となりました。些細なきっかけではありますが、この活動を通して地域住民との異世代交流が増え、子どもから親や家族などと輪が広がればと思います。
活動を始めるにあたり、ふくしまこども食堂ネットワークの正会員となりました。正会員となることで、寄贈品のお知らせをはじめとする様々な情報を頂戴でき、企業様からの寄贈品配布の要望など、私たちが出来る事からまず取り組みました。
企業様より寄贈品を頂戴することから始め、まずはどのように寄贈品を配布すればよいのか、知らない団体から寄贈品を受け取ってくれるのか、寄贈品を配布する際にどのように説明をするのかなど、仲間との間で不安なことや気になることを事前に話し合いました。お互いの提案や意見をもとに進めたことで、実際に気づいたこともお互いに共有することができ、その都度問題を解決し取り組むことが出来ました。
最初は誰もが手探りの状態ではありましたが、多くの企業様より寄贈品を頂戴し、その一つひとつを大切に子どもたちなどの手に届けることで、子どもたちをはじめとする保護者の方などから大変喜んでいただくことが出来ました。寄贈品をお渡しした保護者などからは「とても助かります」「ありがとうございます」など、たくさんのお言葉を頂戴致しましたこと、大変嬉しく思います。また、回を重ねるうちに、声をかけてくださる方もおられるようにました。お互いの会話が、更なるきっかけになれば良いと思います。
この活動を通し感じましたことは、その場の雰囲気作りを大切にし、お互いの関わりを築いていくことで、人と人との人間関係の繋がりが断たれることはないと強く実感しました。

今後の展開

近年、地域での関わりや触れ合いが減少傾向にあり、お互いが親しみを持って会話をする機会が失われつつあるように感じております。郡山市社会福祉協議会・第2層生活支援コーディネーターからの資料にもありますように、協議体の目的の「地域のみんなで行う、助け合いのまちづくり」を基に「自助」「互助」「共助」の力を組み合わせ、誰かの役に立てたり、生きがいを持って生活できるような、おたがいさまの仕組みの推進について知ることが出来ました。
この内容を仲間たちと共有することで、私たちは子どもを中心とした活動を模索し、思いを同じくする仲間と一緒に、物資寄贈品の配布活動を始めました。この活動を通して、地域住民との異世代交流が増え、子どもから親や家族などと輪が広がればと考えたからです。回を重ねるうちに、声をかけてくださる方も出てまいりました。この些細な会話を大切にし、少しでも話がしやすい場作りにも努めていければと思います。
まだまだ活動実績は少ないのですが、無理なく地域交流ができる内容を模索していきたいと考えております。
ぜひ、私たちのホームページもご覧いただければと思います。
URL : https://npo-hohoemi.net/
宜しくお願いいたします。