「地域助け合い基金」助成先報告

 住良本町ネットワーク

兵庫県神戸市東灘区
居場所その他

助成額

75,000円2022/09/15

助成⾦の活⽤内容

11月を「住吉本町フレイル予防月間」とし、介護予防やフレイル予防、認知症予防における広報啓発、地域活性化、ネットワークづくりを目的とした地域住民参加型のイベントを計画している。
①クイズラリー
地域の介護保険事業所や医療機関、施設、薬局などにもご協力頂き、参加者が、散策・クイズラリーを通じてフレイル予防や介護予防の理解の促進と、地域住民に医療・介護関連の施設(地域資源)を知っていただくとともに、地域全体のネットワーク構築を図っていく。
②認知症に関する講演会
地域の病院の認知症専門医による認知症に関する講演会(無料)を同時開催し、認知症予防や認知症介護に対する理解を深める。

活動報告

今年度は、これまでの経験から、クイズの内容をより健康や認知症予防につながるような内容で工夫した。従来スタンプラリー形式だったのを、クイズカードを集める方式に変更したため、参加者を戸惑わせる結果となったが、概ね理解していただきよかった。
今回は、事前にあった地域ケア会議でも話題にしていただき、地域の「資源」となる事業所で新たなところが協力いただくことができ良かった反面、事業所の場所(クイズ設置場所)が階段での昇降が必要な場所があったりで不便をおかけした。
しかし、地域の医療介護の事業所を改めて知ることができて参加者も協力事業所も良かった。

まとめの会議で出された意見は次の通りです。
・住吉本町地区の特徴を吟味し企画・広報していく必要性
・本町以外の方の参加者が目立つ。本町は自己完結できる資源や地域性があるか。
・埋もれている方をどう掘り起こせるのか。
・お金の有る・無いで格差が広がってしまうか。
・広報のひとつとして、薬局のお薬をわたす際にチラシを付けてもらうなど。
・次年度、企画を早めに準備する。

今後の展開

住良本町ネットワークとして日常的に行っている居場所「ふらっと住良本町」を地域の皆さんにもっと知ってもらい参加者を増やしていきたい。
そこで取り組んでいる内容のグレードアップにも日々研究していく。
参加してほしい方が高齢者人口からするともっと存在すると思われるので広報とともにそういった方々が気軽に訪れていただけるように検討していく。
現在の場所での居場所活動だけでなく、地域の喫茶店などにも協力いただき、そこに私たちが(少人数で)出向いて、コミュニケーションの機会を増やすなどの工夫をしてみたい。

添付資料